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測っているのは「人望」なのか? 就活生向けウェブテストをめぐる「都市伝説」

会社が就活生に、自宅や学校のPCを使った「ウェブテスト」をさせることがあります。ところがこのテストを、自力でやらない人がいます。私が就活している時にも大学のパソコンルームに就活生が集まって、みんなで問題を解いている光景をたまに見かけたものです。

1回いくらでテストを請け負っている先輩もいました。当時は「他人の力を借りるなんてずるい!」と思っていましたが、いまではその考えも少し変わってきました。今回はウェブテストをめぐる「都市伝説」を紹介しましょう。(文:ユズモト)

「自分で受けていれば」と後悔するリスクもあるが

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(イラスト:ユズモト)

最初の噂は、簡単にズルができる遠隔テストを採用する以上、会社側は多少の不正が行われることをある程度予測しているということです。「採用担当者も想定済み」と明かす記事もあります。

本当に不正を阻止したければ、最初から会社が監視員をつけた会場で筆記試験を実施したり、テストセンターに受けに行かせたりするはずだからです。

それではなぜ、ズルを許容しているのか。実は会社はウェブテストの成績で「要領の良さ」をチェックしているという噂があります。確かに自力で悪い成績しか取れない人よりも、友人と協力して良い成績を取る人の方が、入社後も要領良く仕事をこなしそうだというのは何となく分かる気がしますよね。

ウェブテストは「人脈と人望」を測っているという噂もあります。ズルをするためには「優秀な友人がいること」や「その優秀な友人から慕われていること」が必要条件なので、これもあながち間違いじゃないような気がします。

そんなことを考えると、替え玉受験や複数名受験で高い点数を出すのは難易度が高く、自力で勉強した方が早道なのかもしれません。本命企業で替え玉を使って落ちたときに、「もしも自分の力で解いていたら…」と後悔するリスクもあります。

うっかり会社にズルが知られたら、内定取消になるリスクも。就活が忙しくなると他人に頼めない場面も出てきますので、いくら友達が多くても自分である程度は解けるようにしておく必要はあると思いますよ。

あわせて読みたい:「自己PR」と「自己紹介」って何が違うの?

 

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