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リクルーター嘆く「私服で来てと言ったらジャージ姿」 非常識な就活生が悪いのか

ジャージじゃいかんのか

ジャージじゃいかんのか

就活の後ろ倒しによって、大学OBやOGを動員した「リクルーター」の活動が水面下で活発になっている。そこで気になるのが、先輩たちに会うときの服装だ。

特に指定がなければ適当なスーツで行けばいいが、問題は「私服でお越しください」と言われたとき。素直に普段の私服で行くと実は印象が悪かった、なんてこともあるから悩ましい。

リクルーターとの接触が増加していることを受けて、一昨年2013年11月にSankeiBizに掲載された「就活リクルーター面談の実情」という記事があらためて注目されている。リクルーターの体験談をまとめたものだが、そこで興味深い話が紹介されている。

ネットは批判「今時の就活は化かし合いなのか?」

大手金融会社に勤めるAさんは、会社からリクルーターを命じられた。学生との緊張を和らげるために面談場所をカフェに指定し、さらに「当日は私服で気軽にお越しください」と事前にメールを送っておいた。しかし当日、学生の服装に驚かされる。

「学生はその言葉をうのみにしたのか、サークル帰りのジャージー姿で面談へやってきた」

記事は、まるで「私服でお越しください」という言葉を真に受ける学生がバカみたいなコメントを引いている。これが掲載された当時、ネットでは大きな話題となった。

「私服で来いって言ったんだからそこを責めてはいかんでしょ」
「意味分からん今時の就活は化かし合いなのか?」
「引っかけかよw」

指示された通り普段の私服姿で来たのに何が悪い、と学生を擁護する見方が多い。「私服」という言葉を巡って裏の読み合いになっている現状の就活シーンにウンザリしている人も少なくないようだ。

社会人からすれば、言わなきゃわからないのか、常識がないと批判したくなるのだろうが、学生からすれば「そういう曖昧さがトラブルの元になるんだろうが。必要な項目だけ正確に伝えろ」という思いもぬぐえない。

きちんと対応していたら「ギャップ萌え」で採用?

一方で、いくらなんでもさすがにジャージはダメだとする意見も多い。「街中を出歩く服装ですらない」とまで書く人もいる。

また、「私服で気軽に」といわれても、社会人に会うならビジネスカジュアルは当然、という意見もある。ジャケットにチノパン、襟付きシャツが妥当だそうだ。しかし「わざわざ金かけてビジカジ用の服を用意しなければいけないのか」と首を傾げる声もある。

ただし記事によると、ジャージ姿でやってきた学生は、服装だけが問題だったわけではないようだ。面談中メモをとらず、自分から質問する素振りもなかった。さらには

「リクルーターから連絡がきたということは、内定確実でしょうか?」

と「的はずれ」な質問をしてきたという。こうした合わせ技で、ジャージ姿の印象が決定的に悪くなったとも考えられる。丁寧な受け答えをしていたら、もしかすると「ギャップ萌え」で採用確実になっていたのかもしれない。

就活の「私服」問題は根が深い。2015年にファッションアプリiQONがユーザー向けに行ったアンケートでも、83%の人が私服面接での服装に悩むと回答。私服でいいと言われているにもかかわらず、22%の人がリクルートスーツを着て面接に行っているという。

あわせてよみたい:若手社員は「リクルーター」に適任なのか?

 

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