さらに、学歴について「なぜ大学に行ってないのか」と問われた。男性が「とてもじゃないが大学の学費を出せる余裕がある家じゃなかったので、自分でお金を貯め、奨学金も利用して専門学校行った」と説明したところ、

「人生逆転したくないか？」

と「面接官から謎のお誘いが（苦笑）」あったという。「あまりに失礼な態度に怒りを通り越してあきれてしまった」と振り返る男性。面接官の言葉に母子家庭や学歴に対する偏見を感じたのだろう。

また、オフィスで面接を受けているうちにその会社のおかしな所やただならぬ様子が分かってきたようだ。

「会議室の扉が薄かったので、面接中社内の音が聞こえていたが、誰かが怒鳴っている声がしたり、退室時にすれ違った若手社員と思われる人が涙目だったり。行き過ぎた体育会系のような雰囲気がとても気持ち悪かった」
「筆記テストもやらされたが、小学校1年生レベルの国語・算数だったのも引いてしまった」

と呆れる男性。

続けて、「次回選考のお誘いが来たが、もちろんシカト」と顛末を語る。なお男性はその後、「自分の学歴だと入れないような別の大手企業から内定をいただくことができた」と就活が成功したことを報告している。