自分のスキルを活かそうと入った会社でも、「もう無理……」と退職を決める瞬間はある。キャリコネニュース編集部には、思わず「そりゃ辞めたくなるよね」と頷ける経験談が次々に寄せられている。
ある40代前半男性(技術職、素材・食品・メディカル系)は、転職して「技術設計職」として入社したが、とんでもないお荷物を背負わされるはめになった。
※キャリコネニュースでは引き続き「会社をやめようと思ったエピソード」を募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/EYERWBZ9
「彼のお守をしてもらうのが仕事だ」と言われた
男性は、
「上司が定時に出社せず、夕方に出社して夜まで働きそのあとに朝まで飲み歩く人だった。しかも仕事中はアニメばかりを見ていて、付き合わないと何もさせてくれない状態だった」
と振り返る。つまり上司は昼夜逆転した生活で、勤務時間もろくに仕事をしていない様子だ。しかも部下に仕事をさせないとは一体どういうつもりなのか。
男性は、辞めようと思った理由をこう明かした。
「会社側に状況を説明しても、ガン無視され、しまいには今回私を雇ったのは『彼のお守りをしてもらうのが仕事だ』と言われたこと」
こんな酷い勤務態度でもクビにならす、「お守り」まで付けられるとは、この上司は何か強力なコネでもあったのだろうか。男性は、
「転職を繰り返してきているが、ここまでふざけていて設計も何もできずに終わったのは初めて」
と、呆れと怒りが混じった複雑な思いを綴っていた。