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世帯年収1000万円で子どもが5人 「教育費がまったく足りません」と嘆く女性

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全国の平均世帯年収は552万円(2019年厚生労働省調べ)だが、平均並みもしくはそれ以上の世帯収入があっても、子どもの人数が多い家庭ではやりくりに苦労しているようだ。多子世帯のキャリコネニュース読者から寄せられた投稿を紹介する。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ

「うちは子どもが6人いるのに保育料を取られるのはなぜ」

多子世帯とは18歳未満の子どもを3人以上扶養する世帯のことだ。沖縄県の30代後半女性(金融・保険系/正社員)は世帯年収550万円と全国平均並みだが、子ども6人の多子世帯のため、家計のやりくりに追われている。

「下2人は保育園生なんですが、3歳以下の子は保育料が2万円近く取られ、上の子は主食費が5000円かかります。子ども1人の世帯でも3歳以上になれば保育料が無料になるのに、うちは子どもが6人いるのに保育料を取られるのはなぜって思います。あと上の子が高校生なんですが、バスの運賃が必要なので毎日大変です」

まだ幼い子どもたちが成長すれば、今度は学費の捻出に頭を抱えることになりそうだ。

また「子どもが5人います」という世帯年収1000万円の40代後半女性(千葉県/メーカー系/正社員)からは、

「努力して年収が上がっても、税金も上がり、教育費がまったく足りません。税金をたくさん納めているのに私立の高校や大学の就学支援金も受けられず不満です。(所得制限は)年収だけで区切るのではなく、子どもの人数も考慮してほしいです。平均世帯年収以上であっても、教育費がかかり平均的な生活も送れていないと思います」

という声が寄せられていた。

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