「ゆとりハラスメント」は、とりあえず「申し訳ありません」でやり過ごしておけ
いまの就活生は、「ゆとり世代」と呼ばれる世代の人達です。上の世代の中には、この世代にネガティブな感情を持っている人も少なくないらしく、ゆとり世代であることが原因で就活の場面で苦労することもあるようです。
面接時に動揺して支離滅裂な回答をしてしまい、面接担当者に「これだからゆとりは…」というニュアンスのことを言われたというような「ゆとりハラスメント」事例がネット上でしばしば話題になっています。(文:ユズモト)
そんな相手に労力を使うのはもったいない
私自身、就活ではそのような場面に遭遇することはありませんでしたが、社会人になってから「これだからゆとりは」が口癖の、ゆとりアレルギーな上司に遭遇したことが何度かあります。分からないことを質問したらゆとり、小さなミスをしたらゆとり…。
ゆとり教育を受けたこととの因果関係が全く分からないことまでも、「これだからゆとりは」と言われる。こう言われる度に私は、正直「ゆとりだから何? これとゆとりは関係ないでしょ」と言い返したい衝動に駆られます。
でも面接や会社において、ゆとり世代であることを批判された場合、言い返してしまうとさらにややこしいことになってしまいますよね。それでは、どうするのがベストか。
「申し訳ありません」――。私の経験上、これに尽きます。口では謝りつつも心の中では「ゆとりの時代に生まれちゃったんだから、仕方ないもん」と開き直るしかありません。
何につけても「ゆとり」と攻撃してくる人に言い返して、労力を使うのはもったいないんです。こんな面接担当者や上司には「負けるが勝ち」の精神で挑んでみて下さい。
ミスをしたなど自分にも非がある場合には、ミスについてのみ反省して「ゆとりであること」はスルーしてしまいましょう。こんなことを書くと「ゆとり全開の記事を書くなよ」と怒られそうですが…。申し訳ありませんね!
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