「私の彼に泣きついていたんです」同僚に彼氏を略奪された女性 その後、2人は結婚して……
交際相手を友人に略奪され、絶縁したというエピソードが寄せられた。略奪されるだけでも最悪だが、略奪した相手が会社の同僚となると、さらにつらい状況に置かれることなる。50代女性(埼玉県/事務・管理/年収350万円)は「忘れもしない25年以上前の出来事」と、当時の経験を語りだした。(文:林加奈)
「会社ではみんな私たちのことを知ってましたから、騒然としました」
高校時代の友人と同じ会社に就職した女性。当時「社内で公認の結婚も考えていた年上の彼」がいたという。友人は美人だったが好きな人には振り向いてもらえない状況だった。
そんなある日、女性は彼氏と友人とのただならぬ現場を目撃してしまう。
「当時、経理部で彼女が管理している金庫からお金がなくなり、問題となっている時に人の来ない部屋で私の彼に泣きついていたんです。仕方ないな……という気持ちがありましたが、彼女はそれまでも誰かの彼氏を奪い取ることが多く、モヤモヤした気持ちもありました」
その後、彼氏と友人は同じタイミングで異動が決まった。その頃から、彼氏と会えない日々が続いたようだ。携帯電話がなかった時代で、会社に電話しても彼氏から「仕事が忙しくてなかなか時間が取れない」と言われてしまい「わがままを言うわけにもいかず…私はそれを信じてました」という。ところが
「数か月後の支店での会議に彼女と私の彼氏が一緒にやってきたのです……そう、2人はもうつき合ってました。もちろん私は別れようとも言われてないし、彼女から『ごめん、つき合うことになったの』と言われたわけでもないです。会社ではみんな私たちのことを知ってましたから、騒然としました」
社内公認のカップルがよりによって同僚に略奪されたのだから、さぞかし噂の的になってしまったに違いない。しかし「私も周りの人も2人のことは追及しませんでした」という。あまりにも堂々とし過ぎて責めることもできなかったのだろうか。
その後、2人は結婚した。しばらくして、友人が夫となった彼氏に「あなたはもっとあなたを愛してくれる人と結婚すればよかった」などと言っていることを噂で聞いたという。これには「お前が言うな!と思いました」とのことだ。
友人の発言から察するに、夫婦関係はうまくいっていないのだろう。因果応報とはこのことだろうか。
「今は私は幸せなので何とも思いませんが、それでも彼女のような人は近くにいてほしくないですね。結婚していてもそばにいたら危険な魔性の女です」
と思いを綴っていた。
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