初めての就職活動は記憶に残る出来事が多いだろう。東京都に住む40代前半の女性(営業/正社員・職員/年収400万円)は、15年前の新卒就活時を回想し、「社長が鼻提灯出しそうな勢いで寝ていた」「あなた、髪に櫛くらい通してきなさいよと言われた」などのエピソードを披露。もう一つ、おかしな対応をされた経験として某大手IT企業の名前を挙げた。なんと
「落ちたはずの面接なのに、内定通知のメールが来ました」
というのだ。一体どういうことなのか。
「気を付けたほうがいいですよとメールをしたら……」
理由は単純なことだった。
「おかしいと思い連絡したところ、同姓同名の方と間違えたとのことでした」
ここまでは、事務手続きのミスとしてあり得ることで「別段気分を害したとかそういうことはありませんでしたが」と当時の胸中を語る。ところが問題はその後……。
「内定研修の案内が再度きました 笑」
まったく事務処理が正されていなかったことが判明。落とした学生に2度も内定者扱いのミスは痛すぎる。
「さすがに大手IT企業でこの間違いはないだろうと思い、気を付けたほうがいいですよとメールをしたら、なんかちょっと偉そうな人から、しょうがないからもう一度面接してやるよ、といった旨のメールだか電話だかが来ました」
もしや縁があったのかもしれないが、すっかり冷めた様子の女性は「そんな会社入りたくないので、面接のアポとって、当日すっぽかしました」とぶっちゃけた。すっぽかしは良くないが、さらっと意趣返しした模様だ。
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【前編はこちら】面接なのに「社長が寝ていました」ある女性の就活エピソード