「子どもが病気でも親は元気なんだから仕事に来い!」と言われた女性の嘆き | キャリコネニュース
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「子どもが病気でも親は元気なんだから仕事に来い!」と言われた女性の嘆き

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長時間働いて、プライベートの時間がなかなかとれないと悩んでいる人は少なくないだろう。岐阜県に住む40代後半の女性(サービス・販売・外食/年収300万円)は、子育てしながら働くママだが、あまりに仕事優先の生活を嘆いている。(文:ミッチー)

「役職をもらってるから仕事を優先して当たり前になってる」

職場が遠く、人員が常に不足しているため、週3で12時間勤務を強いられるという。

子どもを学校に通わせながら働いているが、職場からすると彼女の子育て事情はかなり軽視されてしまっているようだ。女性は「家族との時間もあまりもらえない」という悩みを常日頃から抱えている。

そんな状況のため、子どもに何かがあったときはもっと大変だ。

「子供がいて、病気になったり、怪我したりで休まないといけない時がありますが、親は元気なんだから仕事に来いと言われる」

子どもの看病すらさせてもらえない、劣悪な環境である。この状況で出社しても、我が子の体調が気にかかって仕事が手につかないだろう。

さらに職場が遠いのもネックで、「学校から子供を迎えに来てと言われても最低3時間は待たせてしまう」と嘆いた。

「家にいる時間は晩飯食べるのと風呂と寝るだけ」

山形県に住む40代後半の男性(事務・管理/年収550万円)も、長時間働くあまり、家でのプライベートな時間がほとんどとれない。

「残業をさせてもらえず生活が立ちいかなくなり内緒で副業をしています」という男性。本業は8時から17時半までで、出社と帰宅の時間を含めると7時10分〜18時半くらいとなるそうだ。

そこから副業を20時から24時半までするという。日付を超える深夜までがんばって働いており、1日でトータルすると「13~14時間働いています」という過重労働ぶりだ。それだけ働くと、仕事以外の趣味に費やす時間はほとんど無くなるだろう。

「家にいる時間は晩飯食べるのと風呂と寝るのでつぶれてしまいます」

何のために働いているのか、分からなくなりそうである。それでも経済的には「トントンです」と明かす。

体が元気なうちはまだいいかもしれないが、男性は40代後半と決して若くない。こんな過酷な状況が続くと身体を壊してしまいそうだ。

暗くて長いトンネルを抜ける日は、いつか来るのだろうか……。

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