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トラック運転手の男性「寝られずに出発することもあります」 事故と延着のプレッシャーの間で疲弊

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仕事をしていると様々な苦労がある。職種ならではの避けられないストレスもあるだろう。茨城県に住む50代前半の男性(技能工・設備・交通・運輸/年収450万円)は、

「早朝から大型トレーラーを運転する仕事で、前職から合わせて3年以上になりますが、未だに起きるのがしんどいです」

と打ち明けた。(文:永本かおり)

「そのうち慣れるかと思っていましたが、なかなか慣れない」

仕事時間は日によって違うようだ。というのも「行き先によって出発時間が変わる」からだ。早いときは前日の23時、遅いときは朝の6時に出発するといった具合でバラバラだ。この不規則な勤務は体に堪えるだろう。

「そのうち慣れるかと思っていましたが、なかなか慣れないものです」

また、男性は「運送業の2024年問題」への対策について触れた。4月からドライバーの労働時間に上限が課されることになり、物流業界では人手不足に陥ると予測されている。男性の職場では「今は16時間超えると8時間休憩となっている」が、「4月からは『15時間超えると8時間休憩』となる」ようだ。これにより少しは男性の負荷が減るのだろうか。

しかし男性は、現状ですら到着指定時間に間に合わないといった「延着」のリスクを抱えながら仕事していると明かし、

「時々寝られずに出発することもあります。事故と延着のプレッシャーを感じながら運転しているので、ストレスが強いです」

と書いていた。「延着」のリスクに伴うストレスが、4月以降はさらに増えると見ているようだ。言うまでもなくこの2024年問題は物流業界やメーカーだけでなく、一般消費者にも関わってくる。荷物がすぐに届くのは当たり前とか、留守にしても再配達依頼すればいいといった意識を消費者も変える必要があるだろう。

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