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「それ以来彼女とは縁を切りました」 友人に個人情報を勝手に選挙事務所に渡された女性

画像はイメージ

特定の政党や候補者を応援している友人が、選挙前になるとしつこく連絡してきて困るという話をよく聞く。度を越すと、友人を失うことになりかねないから、気をつけたほうがいいだろう。

新潟県の50代前半の女性(サービス・販売・外食/年収200万円)は、20年来の友人と絶縁した。「きっかけは友人の旦那の職場から選挙に出馬する人が出たとき」だった。

「友人は私に無許可で『紹介』という形で私の名前・住所・電話番号をその選挙事務所に知らせました」

友人は、夫の職場の同僚が選挙に立候補するとあり、応援したい一心だったのかもしれないが、個人情報の取り扱いが厳しい昨今において、どんな言い訳も通用しないだろう。

ハガキには意味不明の言い訳も

女性のもとにその立候補者サイドから連絡が来たあと、友人からもハガキが届いた。そこには女性を「紹介した」と書かれていた。さらに驚くことに、紹介した理由についてこんな不可解な言い訳も……。

「そのハガキには、ほかの友人には電話して紹介の件を了解してもらったと」

ほかの友人には連絡をして確認を取ったのに、女性本人には聞かなかったようだ。

「私は何の相談もなしに、応援する気の全くない立候補者サイドに個人情報を流されたことが許せず、それ以来彼女とは縁を切りました」

と、当然の結末を明かしていた。

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