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「私の住んでいるところは津波も土砂崩れの心配もなく安心」何でもマウントしてくる友人と絶縁するまで

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長年の友情もたった一つの言葉で壊れてしまうことがある。静岡県に住む30代女性は、長年の友人と絶縁した。

「趣味で知り合った同い年の女性と絶縁しました。付き合いは10年程度。お互いの住まいの中間地点で会ったり、旅行もする仲でした」

絶縁のきっかけは「私を馬鹿にした発言が目立つようになったこと」だと言うが、一体何を言われたのか。(文:真鍋リイサ)

「人の心がないのかと失望し、距離を取ることにしました」

きっかけは女性に恋人ができたことだった。

「元々物言いはきつめだった彼女ですが、そこまで気にしていませんでした。ですが、私に恋人ができてからというもの発言に激しさが増しました。主に、私の好きなものを否定する、自分の方が優れているとアピールする、などです」

女性に先を越されたような気分になって悔しかったのだろうか。友人は女性にマウントを取るような発言が目立つようになっていった。

「その中でも一番許せなかった発言がありました。私が住む地域は大地震が起こると津波が到達する地点です。そのことに対し、そんなところ怖くて住めない。私の住んでいるところは津波も来ないし、山もないから土砂崩れの心配もなく安心だ。と優越感を醸し出しながら言ったのです」

確かに、災害リスクは地域によって異なる。しかし、その地域に住んでいるのも何らかの理由があるからであって、他人が無遠慮にどうこう言うのはよろしくない。

「人の心がないのかと失望し、距離を取ることにしました。今までの彼女の発言を振り返ると、いくつもひどいことを言われてきたことに気付きました」

この発言以外にも度々不快な気持ちにさせられていることに気づいたそう。

「もしかしたら、下に見ていた私に恋人ができたので八つ当たりをされていたのかもしれません」

女性は友人との絶縁を振り返り、「わざわざ人を傷つける人と関わる必要はないと思えた出来事でした」と書いていた。

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