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宗教に熱心な友人、選挙の度に「〇〇さんに投票してほしい」と連絡してきてウンザリ

画像はイメージ

いくら長い付き合いのある友人とはいえ、宗教を強引に押し付けられたら、距離を置きたくなるのも仕方ない。

愛知県の50代女性は2年ほど前に、高校時代からの親友と絶縁したという。結婚後は同じ年に生まれた2人の子どもがいる母親同士として仲良くしていたが、宗教に熱心だった親友があるお願いをしてきたことから、友情にかげりができてしまった。(文:長田コウ)

「妹の家に行って話したい」と強引な友人に、いい加減にして!

「選挙の度に宗教関係の立候補者を推し『あの人に投票してほしい』と言われ続けていました」

親友にそんなお願いをされつつも、女性は「人に言われて投票するものではない」と思っていた。いつもながら「〇〇さんに投票してほしい」と頼まれた矢先、絶縁のきっかけとなる出来事が起きたのだ。

「『妹にも頼んでほしい、妹の家に行って話したい』と言われた時はいい加減にしてと思い、そこで絶縁した」

女性は、自分を頼るならまだしも、妹の家にまで押しかけようとする神経が理解できず、「不快な気分」になったと当時の心境を振り返った。

大阪府の40代女性も宗教勧誘が理由で、大学時代に友人と絶縁したことがあるそう。相手は幼稚園の同級生で、引越しして家が近くなったことを機に、毎日のように遊ぶ仲だったという。高校と大学は別だったものの、連絡は取りあっていたそう。

そんな友人は宗教2世で、会合や選挙の時には頻繁に連絡が来た。女性は、「1度だけ押しに負けて会合に参加した」と打ち明ける。

「その時は彼女と同じ高校の精神的に病んでた子も一緒で、参加者は必死に取り込もうと新聞を紹介したり、キリスト教は神様が上の立場でしょう?とか取り入っていました」

イタリアに短期留学した経験のある女性は、そんな友人の言葉に負けじと、「それは違うよ。イタリアでは(神様は)友達よ!」と反論したという。女性の言葉に、周りの人は絶句していたが、女性は「密かに勝った!」と思ったそう。そして、絶縁の決意をしたのだった。

「その後、私は無理と思い申し訳ないけど付き合いきれないと絶縁しました」

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