意地悪な義母に「離婚します」と宣言したら赤ちゃんを強奪され…… ある女性の回想
嫁姑問題は永遠の課題かもしれない。ましてや同居までしていたら、なおさら窮屈だろう。兵庫県の40代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、結婚当初から「義母と同居」していた経験がある。
「正直、家事のこだわりが強くやりづらかったのとしんどかったのを覚えています。後、料理が苦手だったようで一度新婚の時カレーを作ったら辛いと言われたことがありそれ以来私は作るのを辞めました」
苦い記憶をこう振り返る女性。今だから言えることを赤裸々に明かした。(文:長田コウ)
「嫁からみれば親離れ子離れしていない関係だと分かりました」
他にも、義母からはデリカシーのない言葉をぶつけられていたようで、「思い出したくないと言うより忘れたい」と本音を明かした。洗い物一つとっても、義母の意地の悪さを実感したそう。
「子どもが生まれて生後3ヶ月頃から姑は自分の食べ終わった食器と息子の食器だけ洗い、嫁の私は自分で洗っていました」
出産直後ということもあり余計傷ついただろうが、女性は我慢していたという。別のときには、ある喧嘩をきっかけに娘を取られそうになったことまで。発端は、姑が「2階の部屋の窓がキチンと閉まってない」と些細なことで文句を言いにきたことだった。
「流石に私も今までの事もあり『離婚します』と言い返したら姑は動揺して『何でそんな事言うの』とか『自分の息子が可愛い』とか、嫁からみれば親離れ子離れしていない関係だと分かりました」
離婚を真剣に考えた女性が、子どもを連れて外へ出ようとした瞬間、「姑が子どもを取った」というから恐ろしい。異常だと感じた女性は、一人で外の公衆電話から会社にいる夫へ電話を掛け、全てのことを打ち明けたという。
一方の姑も、なぜか女性の実家に電話をかけて喧嘩のことを話したようで、実家同士がこじれかけ始めた。
夫も「母親に文句を言ったら言い返されるから怖い」
その後、女性は嫁という立場もあり先に姑に謝罪したという。しかし、姑の反応は思うようなものではなかった。
「姑からは『皆仲良く暮らしたい』と言うだけで私の子どもを取ったことに対して謝罪はありませんでした」
実のところ、夫も「自分の母に対して困っていた」と打ち明けてきたそうで、
「構われるのがしんどいとか、母親に文句を言ったら言い返されるから怖い」
と漏らしていたそう。それほど、姑は我が強い人だったのだろう。そんな義母は、娘が1歳半のときに病気で亡くなったという。義母亡きあと、女性や夫はどんな気持ちで日々を過ごしているのだろうか。
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