20年以上住んでいるのに「いまだによそ者扱い」“田舎の村社会”で疲弊する女性 | キャリコネニュース
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20年以上住んでいるのに「いまだによそ者扱い」“田舎の村社会”で疲弊する女性

画像はイメージ

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田舎の人間関係は温かみがある一方で、しがらみを辛く感じる人もいる。兵庫県に住む40代女性は、「今、住んでいる田舎の村社会と縁を切りたいです」と投稿を寄せた。

女性は結婚後に夫の地元へ移り、「20年以上」も暮らしてきた。第二の故郷となってもよさそうなその土地に、女性はとうとう愛着を持つことができなかった。(文:湊真智人)

「住み続けていたら病気になります」

背景には、数々の苦い経験があった。

「未だに他所から嫁いできた嫁はよそ者扱い、その上あんた呼ばり」
「毎日のように私達の行動を監視するだけでなく路上での長時間立ち話が家の中まで聞こえるのでストレスで苦痛です」

20年も同じ土地で暮らしてきた女性をまだ「よそ者」扱いするとは、地元の連帯意識は恐ろしい。行動も「逐一監視されている」と感じるようでは、気が休まらないだろう。

また女性は、子育て期間の苦労も明かしている。

「子育ても特に協力もなく一人でワンオペ育児を経験しています」
「同世代で子育ての相談出来る人もいないのでノイローゼになってもおかしくないです」

同世代のママ友どころか、子育ての不安を相談できる相手もいなかった。女性は仕事をしながら育児をしていたようだが、近所には「昔ながらの専業主婦」しかおらず、「話も一切合いません」と距離感があったようだ。

現在、子どもたちは成人しており、母として彼らにはこうアドバイスしている。

「成人した子供たちには結婚したら別居するように言っていますし、住むんだったら都会や街や新興住宅に住むように言っています」

加えて、自身は「住んでいる地域から引っ越しをしたいと誓っています」と決意表明。子育てが終わった今、ストレスの温床に留まる理由はもはやない。最後にこう書いている。

「住み続けていたら病気になります」

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