
画像はイメージ
採用されたはいいものの、入ってみたら「とんでもなかった」と後悔することがある。投稿を寄せた30代の女性は今年2月、公共図書館の委託業務を担う会社で契約社員として働き始めたが、「こんな会社入るんじゃなかった」と感じているという。
採用面接時には「責任者候補」とは言われていたものの、1月末の研修中に「アナタが責任者です」と言い渡されたのだ。まだ仕事に慣れてもいない新人なのに、こんなことを言われたら驚きだろう。(文:長田コウ)
「館長も代理の人もカンカンで『マニュアルに全て書いてある』と言われます」
女性は、図書館司書の資格を持っているが、公共図書館での経験がない上に現場を統括した経験もなかった。その事は、採用面接で伝えたので人事側も把握していたはずだ。そんな不安を投げかけたが「責任者の仕事は教えますので大丈夫です」と断言されたため入社を決めた。しかし、仕事を始めてみると実態は厳しいものだった。
「入ってみて最悪な状態のままスタートしたのが分かり、館長も代理の人もカンカンで『マニュアルに全て書いてある』と言われます」
とは言え、マニュアルをもらったのはわずか1週間前で、その間も他社で働いていたのだから、全てを頭に入れて働けというのは酷な話だ。女性は憤りを感じている。
「今の職場は、人が集まらないままのスタートの為、責任者の仕事も果たせない状態。というよりも責任者を新人にさせるという考えが甘いと思いました」
以前より図書館にいたスタッフは、パートの2人だけだった。分からないときは、その2人から指示を受けて動くものの、二言目には「これは責任者の仕事だったから最後は知らない」と突き放されたような発言をされる始末だった。人手不足ゆえに、今いる職員への負荷が重いようだ。
「出勤すれば、毎日3時間は残業するのが当たり前です。9時30分から始まり、6時15分には終わる予定ですが、人がいないのです」
女性が体調を崩す前に、この現状が改善されることを願うばかりだ。
※キャリコネニュースでは「『こんな会社入るんじゃなかった』と思った瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/7W7QUHDN
「2、3人の女性が吹っ飛んでいました」渋谷駅で“ぶつかりおじさん”を撃退!「動画に撮りました。暴行罪であなたを警察に連絡しますね」と言ってみたら……