「仕事は見て覚えろ」と言われて「結局、覚えるまで時間かかった」 30代男性の後悔「仕事の意味を理解しないと“作業”になってしまう」 | キャリコネニュース
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「仕事は見て覚えろ」と言われて「結局、覚えるまで時間かかった」 30代男性の後悔「仕事の意味を理解しないと“作業”になってしまう」

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新人教育の方法はいろいろあるが、果たして「見て覚えろ」は有効なのか。愛媛県の30代男性(事務・管理)は「なしです」と答えている。理由をこう語る。

「見たところで、仕事の意味を理解していない可能性があるからです。見るだけだと、仕事ではなく、作業になってしまうと思います」

実際、男性自身も「見て覚えろ」と言われたことがあったそう。しかし、「結局仕事の本質が理解できておらず、覚えるまで時間かかりました」と振り返っている。(文:長田コウ)

「実際に見て覚えられる人とそうじゃない人がいる」

茨城県の30代男性(建築・土木技術職/年収500万円)も「なし」派だという。仕事は、建設現場で使用する機械の整備を行っている。

「実際に見て覚えられる人とそうじゃない人がいるので、前者の人だったらそれで育つが、後者の方が多くなっている」

男性自身は「見て間違えながらも覚えられる人だったからよかった」と経験を明かすが、後輩たちには「見て覚えろ」の体制をとっていない。

「一回見せたあと、実際にやってもらって、どこまで覚えているのか、わからないことはないか横について教えて、それをさらに下の後輩へ教えるように教育しました」
「ちょっとでも分からない事があれば怒らないからすぐに聞きに来るよう指導した」

と、懇切丁寧に指導を行っていることを明かしている。何よりも安心感を与えることで、新人が着実にスキルを習得できる環境を整えているようだ。

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