2017卒学生の3割が面接を経験済み 就活で気になる都市伝説は「内定辞退は土下座」「靴が尖っていると落とされる」
2017年卒の就職活動が始まって2週間あまり。本格的な選考解禁は6月だが、すでに30%の学生が面接を経験したという。ディスコが16日に発表した「キャリタス就活 2017 学生モニター調査結果」で明らかになった。
調査は広報活動解禁直後の3月1日から7日にかけて行われ、1332人が回答した。今年の就活は「短期決戦」といわれていることもあり、就活生の動き出しも昨年に比べると早いようだ。
内定辞退したら「コーヒーかけられるの?」と心配する学生も
3月1日時点のエントリー社数の平均は25.0社で、前年同期の23.4社よりやや多く、解禁と同時にスタートダッシュを切った様子が見て取れる。セミナーの参加数も前年同期より1社多い15.6社だった。
また、選考試験の受験状況も前年より早いようだ。すでにエントリーシートを提出した学生は36.5%(前年同期32.4%)、筆記・WEB試験を受験した学生は36.6%(同31.3%)、面接試験を受験した学生は30.0%(同23.8%)だった。そのためか、3月1日時点での内定率も5.0%と、前年同期(3.8%)より1.2ポイント増加した。
一方で学生は就活の噂や都市伝説に気を揉んでいるようだ。「周囲で話題になっていることや、真偽が知りたい噂」を聞いたところ、
「金融業界について、スタンプラリーと言われるように、セミナーの出欠が重要になっているという噂」
「靴が少しでも尖っていると絶対に面接で落とされると言っている就活アドバイザーが居るが、それほど高確率で落とせるものなのか。また、どの程度尖っているとダメであるのか」
「銀行のイメージカラーによってその色のネクタイを締めていかなければいけないと聞きましたが、本当か分かりません」
といった声があがっていた。また、昨年「オワハラ」が話題となったためか、「企業から就活を終わらせてと言われたときにどう対処すれば良いのか知りたい」という声も。「内定辞退したら土下座させられる、コーヒーかけられるってほんと?」と女子学生から疑問が寄せられていた。
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