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新しい職場で慣れない業務に追われているとき、周囲からのサポートがないどころか、心無い言葉を投げかけられたら、誰だって心が折れてしまうだろう。
東北地方の30代女性は投稿を寄せ、引っ越しを機に4月から代替職員として学校の栄養士に転職したと明かす。ところが、前任者からの引き継ぎはなく、
「4月の仕事すら何にも終わっていない状況。デスクはごちゃごちゃでした」
と、状況は過酷だったようだ。(文:天音琴葉)
「そのお偉い頭で何でも覚えてられるなら、いいんだけど」
引き継ぎがなかった理由は、「前任者が体調不良だったため」だ。それでも女性は必死で仕事をこなしたが、「教えてくれる人もおらず」という孤立無援の状態。慣れない環境もあってかケアレスミスが目立ってしまったという。
すると、ある調理師から信じられない言葉を投げかけられた。
「あなたの頑張りはパフォーマンスだ。何の意味もない。そのお偉い頭で何でも覚えてられるなら、いいんだけど」
頑張っている相手に対して投げかける言葉ではないが、もしかしたら、この調理師も栄養士の仕事が回っていない影響を受けており、苛立ちから軽い気持ちで皮肉を言ったのかもしれない。だが、女性にとっては残酷な言葉であり、実際、その代償は小さくなかったようだ。
「頑張ってることを否定されるなら頑張りたくない」
というのも、この一件以来、女性は仕事への熱意を失ってしまった。
「私の状況を見ての発言?人の頑張りをパフォーマンスと言うなんて…と虚しくなり、頑張ることをやめました。どうせやってもやらなくても認められない。むしろ頑張ってることを否定されるなら頑張りたくない」
女性は現在もこの職場で働いているそうだが、「生活のため」と割り切り、「必要以上のコミュニケーションをしたり、同意を求めることはしなくなりました」と結んだ。
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