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採用面接で仕事に関係のないプライベートな質問をされ、不快な思いをした経験はないだろうか。投稿を寄せた30代女性(医療・福祉・介護)は、20年前に経験したひどい面接を今でも覚えている。
女性がまだ看護学生だった頃、あるラーメン店の面接に足を運んだ。対応したのは「怖そうな女の店長」だったというが、面接の最後に耳を疑う質問が飛んできた。(文:湊真智人)
「『彼氏はいる?』と聞かれて、『今はいません』と答えて落ちました」
職場恋愛の防止?「男性店員ばかりだった」
そもそも質問自体が不適切なのは確実だ。女性も「なんでそんなことを?まったく関係ないよね?」と疑念を抱いた。そうした中で不採用の結果を受け、当時の状況をこう分析している。
「今考えると男性店員ばかりだったから、男女の恋愛とかが起きたら嫌だとかそういうやつかなと、思い出したら周りとそんな話をしています」
店側からすれば、職場内でのトラブルを未然に防ぎたいという意図があったのかもしれない。しかし、個人の自由であるはずの私生活を採否の判断基準にされるのは、到底納得できるものではない。女性の怒りも未だに消えていないようだ。
「20年近く経った今でもムカついています」
※キャリコネニュースではアンケート「ムカついた面接」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6YW7APDF
【シリーズ:失礼な面接官たち】


