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飲み会の誘いに「それって、強制っすか?」 専門家は「ゆとり世代の価値観を認めてあげて」とアドバイス

ゆとりは理屈で問い詰めろ

ゆとりは理屈で問い詰めろ

もう「ゆとり世代」って書くのもイヤ。だって「そうやってひと括りにする感覚自体が、すでにナイわー!」ってその世代の人らにウザがられるから。

クリス松村もそうみたいだ。4月26日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演したクリス、「ゆとり世代をどう思うか?」の問いに「『ゆとり』って言うのがイヤ。彼らはそういう時代に生まれただけで、こっちが勝手に言ってるだけだから」と突っぱねていた。

しかし実際問題として、その世代の人らに頭を悩まされることが多いのも現実。そんなとき、大人たちはどう対処したらいいのだろうか。(文:みゆくらけん)

クリス松村「1年で見込みナシなら何も言わない」

たとえば、番組が取り上げたのはこんなケース。部下が、会社でスマホばかりいじっている。仕事の用事ではないようなので注意をするが、また触っている。2度目の注意で「何回言ったらわかるんだね。今後、携帯は勤務中に使わないようにね」と言ったら、部下からこんな言葉が帰ってきた。

「課長、それ、ガチで言ってます? これってパワハラじゃないっすか?」

はい、こんな時。いったいどう返せばいいのだろうか。目に余る言動をしている後輩に対し、「最初の1年ぐらいはけっこう教育するが、見込みなしと判断したら何も言わなくなる」というクリスの回答はこう。

「君も今、逆パワハラだよ」

上司も仕事をしないといけないのに、そうやって君が威圧しているんだから、君もパワハラ、だということだ。なるほど。これは効力がありそうだ。

さらに作家の岩下尚史は、そもそもスマホをいじっていることが悪いとし、「セクハラだよ~ん!」と明るく返して脅えさせる作戦を提唱。しかし、ふかわりょうは「わたしに聞くの、待ってくんない?」と困惑していた。

逆質問を仕掛けて、自分に向き合わせる方策も

ゆとり世代に詳しいキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんによると、この場合の正しい返し方は、こうだった。

「なんでパワハラだと思うの?」

櫻井さんいわく、彼らは深く考えずに「パワハラ」という言葉を使っている場合があるため、逆に質問して自分に向き合わせる。そうすることで自分にとって不利益な発言をしたということに気づかせるのが狙いなのだとか。

次に、こんなケースはどうだろうか。会社の飲み会誘ったら「YES・NO」を答える前に、部下がこう返す。

「それって、強制っすか?」

4月スタートのドラマ「ゆとりですがなにか」(日本テレビ系)第一話にもあったシーンだ。可愛げなさ過ぎ! 本当にこんな部下いるのかと疑ってしまうが、実際にはわりとよくあることだと聞く。しかし「強制っすか」と聞かれて、上司はどう返せばよいのだろうか。

これに対し「ネクタイ掴んで、一回緩めてドン! そのあと訴えられても構わない」とキレたのは、ふかわりょうだ。絶対やったらアカンが、気持ちはわからんでもない。クリスは「別に来たくなかったら来なくていいよ」。わざと冷たい感じでそう返し、逆に欲しがらせるといった男女のかけひきのようなテクニックを使うのだとか。

自分たちの若い頃も、ろくでもなかったのでは?

岩下は「君が来るとみんな喜ぶからぁー」とその場では媚びる。そして実際に参加したら、「みんなでガチガチにやりこむ(お説教タイム)」と茶目っ気をみせていた。

櫻井さんによると、この場合の正しい返し方は「公私の線引きのプロ意識、高いね」だという。「ゆとり世代の価値観を認めてあげることで、『この上司は理解がある』と逆に部下から誘われる可能性が高くなる」のだとか。

ふかわは「言わねえよ、こんなもん!」と正解にキレていた。「なんで今こんな風になってんだろ・・・」とクリスがしみじみつぶやくと、岩下がこの一言。

「でもね、胸に手を当てて考えたら、私たちの若い頃もあんま変わりませんよ。ろくでもなかったよ」

岩下さんって、穏やかァ~。

あわせてよみたい:上司の誘いに乗らないのは「人間としての価値がないから」

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