「博多から5駅」のはずが…寝過ごして下関駅まで行って絶望 新幹線代もなく「カプセルホテルで朝を待った」男性の回想

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電車でついウトウトして、気づいたらとんでもないところにいた、という経験はないだろうか。その結果が「県境越え」だったとしたら、その絶望感は計り知れない。
福岡県の60代男性から寄せられたのは、今から30年ほど前、12月の暮れに起きたという強烈な「寝過ごし」エピソードだ。(文:篠原みつき)
「関門海峡を渡り山口県下関駅まで行ってしまいました。着いたら、夜中を回っていて帰るに帰れず……」
帰りは「新幹線代が足らなかったので特急列車に乗る」
そもそも男性は夜の22時頃、JR博多駅から帰宅の途についた。自宅があるのは5つ先の駅。本来であれば、ほんのわずかな移動時間で済むはずだった。しかし、男性は深い眠りに落ちてしまう。
気付いたときには前述の通り、電車は福岡県を出て山口県の下関駅に到着していた。博多駅からJR鹿児島本線に乗り、そのまま直通のJR山陽本線で下関まで行ってしまったのだろう。
深夜の下関駅で、博多方面へ引き返す手段はもう残っていない。当時の男性は、財布の中身も心許ない状況だったようだ。
「近くのカプセルホテルだったかと思うが、翌朝一番の電車で帰ろうと。新幹線代が足らなかったので特急列車に乗る」
以前住んでいた広島市内のJR線であれば、同じ時間だけ寝過ごしたとしても、これほどの長距離を移動してしまうことはまず考えられなかったという。九州を走る列車のスピード感、そして一本の列車がカバーする走行距離の長さが、男性の「5駅分」という時間感覚を大きく狂わせてしまったようだ。
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