
画像はイメージ(AIで作成)
同族経営でトップが絶対的な権力を持つ会社では、時に信じられないような独自ルールがまかり通ることがある。
投稿を寄せた60代女性は、同族経営の小規模会社に勤務している。この会社、「全然ダメじゃん」思うほど、社長の傍若無人ぶりが凄まじいという。
「ワンマン社長が他の取締役を無視して、何でも勝手に決めてしまう(持ち株の差で他は文句が言えない)ハチャメチャな会社で…私も昔はセクハラ・パワハラのオンパレードでかなり大変でした」
それでも退職に踏み切れなかったのには、切実な理由があった。(文:篠原みつき)
「ねえねえ、コレ見て」経理部長が見せた信じがたい変更
ハラスメントだらけの会社でも、「バツイチ子持ちだったので辞める訳にもいかず(だからこそ足元を見られてたのが大きい)なんだかんだ我慢して勤めてきました」と辞めなかった理由を語る女性。
そんなある日、経理部長から「ねえねえ、コレ見て」と声をかけられた。見せられたのは、会社の規定に関する驚くべき内容だった。
「会社の規定の慶弔費に関する事項に『変更』の内容が書かれていて、それが私の夫の母が亡くなった日から義理の親に関しては弔慰金を支払わないようにしたと記したものでした」
当然のことながら社内での共有は一切なかったという。
「本来なら、そういうものも取締役会で議案として出され、承認を持って決められる事だと思うのですが、そんな内容は上がってはおらず、そうなったのなら社員に知らされるべきだと思うのですが、恐らく社長が勝手に決めて、その当時の経理部長に書き加えさせたものだというのが容易に見て取れるので、呆れて終わったのですが……」
体裁すら整えなくなった社長。定年まで残り8年の選択
さらにその後、女性や他の社員の身内が亡くなった際も「何もありませんでした」と明かす。
「以前なら体裁だけでも、突っ込まれないように整えたのに、もうそれさえせずに無視を決め込む状況で」
「というか、もう年なので本当に気が回らないのかも?しれませんが」と書きつつも、ここで不満を口にしても、「いつでも辞めてもらっていいんだよー」で終わる話だと分かっているため、女性はスルーを選んだ。
「ここまで来たら余程の事がない限り、我慢した方が得策です。こんなダメな会社(社長)から転職も出来なかった自分のせいでもあるので、ひたすら仕方ない……と思う日々です」
ワンマン社長の独断専行を前に、もはや諦めの境地に至っている模様。波風を立てず、定年までの期間をただ淡々とやり過ごすのが、女性にとっては最適解のようだ。
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