「30代で彼氏や結婚ができるのはどんな女性?」に「高望みしない」と厳しい声 「婚活に苦戦する人たち」にも学ぼう
30代で彼氏をつくり、結婚まで至るのは難しいと感じる女性は少なくない。厚生労働省が発表した2015年度の平均初婚年齢は、男性31.1歳、女性は29.4歳。あくまで平均ではあるが、女性30代からの婚活が厳しいことは、よく話題に上る。
先日のガールズちゃんねるにも、こんな切実な質問があった。
「30代で彼氏や結婚出来る女性の特徴って何かありますか?せび教えて下さい」
彼女はもうすぐ34歳になるが彼氏はおらず、「結婚したいです」と訴えている。(文:篠原みつき)
基本女は愛嬌?「外見は並ぐらい」「高望みしない」
これに応えて、レスコメントは「穏やかな雰囲気で 笑顔が可愛い」「基本女は愛嬌だと思う」など、容姿の美しさより「雰囲気がいい」ことを挙げる人が多かった。周囲を見ると超美人は売り残っているため、「外見は並ぐらいが意外といいのかな」と書く人も。
また、なにか打ち込めるものがあり、「恋人ほしいな~この先どうしよ~よりも、自信がある人のほうが余裕がみえていいかな」という意見からは、自立していて精神的に安定していることが魅力につながるのだとうかがえる。大人の恋愛や結婚生活は、容姿は二の次とまでは言わないが、明るく穏やかで誠実な人柄が重視されるものだろう。
一方で、「選ばなきゃ誰でも結婚できます」というコメントも多数ある。まあ、そうだろうと筆者が感じたのはこんな意見だ。
「高望みしない、聞き上手、男を立てるのが上手い」
これを、妥協や男性にへつらう女性とみる人もいるかもしれないが、「相手に多くを求めすぎず、自分は思いやりを示せるかどうか」なのだと思う。
「妥協」と考えるより、収入よりも大事なことにこだわれば?
その逆で、美人でも男を見下したり、ある程度モテてきた人がハードル高めに吟味するのが良くないという指摘もあった。美人に限らず、確かに30代は条件重視になってしまう傾向はあるだろう。
社会人になって10年近くかそれ以上の社会経験を経ていれば、恋愛モードは薄れ、友人などから結婚生活を聞いて考えることも多くなる。年齢的に失敗できないという気持ちも強い。
たとえば、過去のキャリコネニュースでも「婚活に苦戦する女性たち」の話題がたくさんある。逆に言えば「こうしなければできる」とも考えられるので、少し紹介してみよう。
自身が若いうちから出世頭でバリバリ仕事をこなしてきたため、男性が尻込みしてアプローチしてこないと嘆く女性(37歳)。最低限の条件として「20代から管理職で年収800万円以上」などと無茶な要求をしている。
「収入は問わない」としながらも、条件は「大企業勤務か公務員、身長175センチ以上」と注文をつけた女性は、友人に「身の程知らず」と忠告され納得いかない様子だ。 29歳とのことだがそのまま30代に突入する可能性は大きい。
こうした例を見ると、「やっぱり条件を下げて妥協しなきゃダメなのか…」とガッカリするかもしれない。だが、既婚者から個人的な考えを言わせていただければ、稼げることは確かに大事なのだが、やはり「真面目で無駄遣いをしない」「話せばわかる」人であるほうが、より重要だと思う。
結婚生活は様々な困難を2人で分け合って生きて行くことでもあるので、お互いに協力しようという気持ちが必要だ。一方的に自分の考えを押し付けてきたり、好きなように散財する人では、いくら収入があっても不満の多い結婚生活になるだろう。
誰だって、幸せになりたくて結婚するのであって、結婚できればそれでいいわけじゃない。完璧な相手などそういるわけもないが、「妥協」と考えるより、収入よりも大事なことにこだわれば、と筆者はいいたい。
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