人間関係リセット癖のある人々 「LINEのアカウントを何回も消した」「ある日突然全てが煩わしくなってシャットアウトする」 | キャリコネニュース
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人間関係リセット癖のある人々 「LINEのアカウントを何回も消した」「ある日突然全てが煩わしくなってシャットアウトする」

「人付き合いが煩わしい」「友達や恋人も必要ない」―。そんな声がチラホラと目立つようになってきた昨今だが、中にはそれまでの人間関係を、ある日当然断ち切ってしまう人もいるらしい。(文:みゆくらけん)

先日のガールズちゃんねるでも話題になっていた「人間関係リセット癖のある人」というトピック。トピ主はその特徴をこう説明する。

「人間関係リセット症候群というのは、まるでゲームをリセットするように、普通に付き合っていた人間関係を突然切ってしまって話もしなくなる傾向のある人の事を指す」

「電話番号やら何から何まで変えてスッキリするのが好き」

面倒くさいからアカウント消しちゃおう。

面倒くさいからアカウント消しちゃおう。

おそらくそうなってしまうのは、人付き合いが元々苦手なタイプであることが多いのだろう。過剰に気を使ったり、他人からの評価が気になり過ぎて、言いたいことが伝えられない傾向があるとも考えられる。

その結果、「我慢」がどんどん蓄積していき、関係をキープしていることのプラス面よりマイナス面が重くなって、全てから解放されたくなってしまうようだ。そして、何も告げずに連絡先を変更したり、つながっていたSNSを突然退会したり、相手をブロックしたりしてしまう。

ある日突然の一方的なリセットは、それまで関わりのあった人たちを戸惑わせる。トピ主もリセットしたりされたりした経験があるのだろうか。「『人との縁には寿命がある、腐った縁は断ち切るべき』と思うもののリセット癖があると、本当の信頼関係を築くことは難しい」と書き込んでいる。

このトピックへのコメントには、「やばい。わたしのこと過ぎてトピ開いてしまった」というものを筆頭に、「リセット症候群は私です」という声が集まった。

「私だ。ある日突然全てが煩わしくなっちゃってシャットアウトする」
「わたしは嫌な事あるとラインやフェイスブックなど1からリセットしてしまう。特にラインは何回もアカウント消した」

中にはライトなノリで「電話番号やら何から何まで変えてスッキリするのが好き。縁があればまたどこかで会えるでしょ」「人間関係のミニマリストです」と書き込んだ人も。これは相手を軽く見ているか、自分に自信が無さ過ぎて「どうせ私が消えても相手には何の問題もないはず」と思っているかのどちらかだろう。

人間関係は放っておいても薄れていくことが多い

筆者も「リセットされた側」としての経験が二度ほどある。個人的に切られたというより、同じコミュニティからある日突然抜けた人がいたということだが、二度とも共通して感じたのは「何かあるのだったら言ってくれれば良かったのに」である。

本物の人間関係を構築するには本音を伝え合う機会が必要なのに、ケンカになる以前に自分の気持ちを伝える段階からもう諦めているという事実が寂しかった。っていうか、どんな関係であれ、全くのノンストレスなど有り得ないのにもったいない。

とはいえ、人間関係は常に生モノで、自然に縁が薄れていくケースもある。だからこそ、なにも自分から勢いで断ち切らなくてもいいのになァと思う。

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