練習すれば「いつか優雅に暮らせる」幼少期の母の言葉に不満 高嶋ちさ子「友達は玉の輿で優雅、私はこんなに練習しても不安で眠れない」
成功を収め名声を獲得した人は、一般人からは何もかも手に入れて幸せそうに見える。しかし、それは見かけだけのことで、実際はそうではないのかもしれない。
バイオリニストの高嶋ちさ子さんがツイッターで複雑な心境を吐露し話題になっている。
「子供の頃『どうしてみんな遊んでるのに私だけ練習しなきゃいけないの』と言ったら蟻とキリギリスの話をされ『いつか優雅に暮らせるから』と母に言われたが、その頃キリギリスだった友達は玉の輿に乗って優雅で、私は蟻でもこんなに働かないって程働き、こんな時間まで練習し、それでも不安で眠れない」
「成功と幸福はリンクしてるってのは幻想やと思い知らされてショッキングやな」
高嶋さんは普段、ツイッターでは自らが出演するコンサート情報のほか、訪問した学校の様子や食べに行った焼肉など、日常的な話題を呟いている。今回のように不安な気持ちを話すのは珍しい。それだけにツイートは注目の的になり、5000件以上の「いいね」が付いた。
女性バイオリニスト12人のアンサンブルユニットを率いたり、「めざましクラシックス」で全国を回るなど、精力的に活動している高嶋さん。演奏だけでなく、ざっくばらんとしたキャラクターに惹かれるファンも多い。
リプライを見ると「人を幸せにできるのだからいい仕事ではないですか」などと慰める人もいるが、本人はやはり、玉の輿に乗った友人の優雅な生活が羨ましいようだ。
ツイートを見た人からは「高嶋ちさ子ですら自称アリなのやばすぎでは」という驚きだけでなく、
「高嶋ちさ子さんほどの方が日々の生活の苦労を吐露してるの、もちろん本人のストイックさゆえの成功ではあるのかもしれないけど、成功と幸福はリンクしてるってのは幻想やと思い知らされてショッキングやな」
という声も出ていた。
もっとも、高嶋さんが羨む友人も本当のところはどこまで幸せかはわからない。優雅な生活の裏では人知れず悩みを抱えている可能性もあるだろう。経済的には高嶋さんだって十分に余裕があるはずだ。結局のところ、隣の芝は青いといったところだろうか。
子供の頃「どうしてみんな遊んでるのに私だけ練習しなきゃいけないの」と言ったら蟻とキリギリスの話をされ「いつか優雅に暮らせるから」と母に言われたが、その頃キリギリスだった友達は玉の輿に乗って優雅で、私は蟻でもこんなに働かないって程働き、こんな時間まで練習し、それでも不安で眠れない。
— 高嶋ちさ子official (@chisako824) 2018年3月5日
高嶋ちさ子さんほどの方が日々の生活の苦労を吐露してるの、もちろん本人のストイックさゆえの成功ではあるのかもしれないけど、成功と幸福はリンクしてるってのは幻想やと思い知らされてショッキングやな
— かめお (@came1223pg) 2018年3月6日