女性にわざわざぶつかりに行く新宿駅「タックル男」の哀れさ 被害に遭ったら反撃ではなく自分の身を守ること考えて | キャリコネニュース
おかげさまで9周年 メルマガ読者数
65万人以上!

女性にわざわざぶつかりに行く新宿駅「タックル男」の哀れさ 被害に遭ったら反撃ではなく自分の身を守ること考えて

すでにSNSなどで概要をご存知の方も多いかもしれない。5月下旬、ツイッターに投稿されたある動画が、多くの人々に注目されている。

その動画とは、JR新宿駅構内で、一人で歩く女性を狙ってわざとぶつかりに行く男性の様子を撮影したもの。動画には「ありえない」であるとか「許せない」という反応が多くあった。

しばしば巷では、他人に嫌がらせをする人間が現れる。そしてこういう連中は一見無作為に嫌がらせをしているように見せて、「誰でも良かった」なんて言うわりに、大体の場合はしっかり相手を選んでいる。(文:松本ミゾレ)

反撃を恐れ、自分より力の弱い人だけ狙う卑劣な行為

画像はイメージです

画像はイメージです

動画を見ると、この男は彼氏と一緒にいる女性は狙わず、あくまで単独で歩く女性だけを選んでタックルしている。要は、同性の反撃に恐れを抱き、自分より腕力がないであろう女性を狙って嫌がらせをしているのだろう。ランダムにタックルする相手を選んでいるわけでもなく、男性、そして男性と一緒にいる女性は避ける。こんなに臆病なのにタックルはするのだ。

まさに哀れ。目一杯の虚勢でもってのタックル。同じ男として悲し過ぎるというものである。

この男に限らず、自分より立場や体力面が弱い人ばかり狙って嫌がらせをする奴は、世間には結構いる。世間に対する恨みや、上手く行かない自分の人生への焦りなんかが根底にあるんだろうか。

もしもあなたがこういう人間に標的にされたら、そのとき1人ならなおさら、反撃より先に駅員を呼んだり、最寄りの警察に通報することを優先する方がいい。相手が刃物などの凶器を持っている可能性はゼロではないし、その場で言い争いや喧嘩になっても、今の時代、みんな遠巻きに見るばかりで助けが入らない可能性もあるからだ。こういうとき、ギャラリーはたいてい、スマホで写真を撮るばかりだし。

色々と釈然としないだろうけど、まずは自分の身を守ることが大事だ。悪質な嫌がらせには反撃より、その場での通報が効く。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「店員がマスクして接客ってあり?」に反論相次ぐ 「食品扱う職業はマスクしてほしい」「不特定多数のお客様が来るから風邪予防もある」
  2. 1人暮らしにありがちなこと 「郵便受付がいつの間にかパンパン」「冷蔵庫内の賞味期限切れが多発する」
  3. 【新型肺炎】野田洋次郎、マスク買い占めに苦言「過剰反応は備えではない」 ファンからは"買えない"報告相次ぐ
  4. コンサルタントが働きやすい企業2位デロイトトーマツ「昇給は毎年」、3位アクセンチュア「有休と別に年160時間の傷病休暇」
  5. ソニーが「アロマスティック」体験イベントを開催 「香りを持ち運ぶ」新しいライフスタイルを提案
  6. 「レジでお金を投げてくる客」ってなんなの? 店員の心情を的確に表現した動画が話題
  7. ゴミ袋1枚220円!? 長崎県佐世保市の有料ゴミ袋が「高い」理由を調べてみた
  8. 30年間のパチンコ通いで“貯金ゼロ”という60代女性「幸いにもホールのない地域にマンションを購入したらやめられました」
  9. 沖縄銀行の嘱託職員が司法試験に2人合格 勉強中は「自宅待機」、受験後は法務部で業務
  10. あったら欲しい?「月5000円で満員電車に必ず座れる権利」 「定期3万だし、そのくらいなら払う」「みんな買ったら座れないじゃん」

アーカイブ