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仕事にやりがいを感じている社会人は4割 会社が「個人の成長機会が多い」「情報が共有されている」環境だと高い傾向に

組織コンサルティングなどを行うタバネルは7月26日、「社員意識と組織文化についての調査」の結果を発表した。調査は今年7月にインターネットで実施し、20~59歳の会社員117人から回答を得た。

自分の仕事にやりがいを感じているかを聞くと、「大いにあてはまる」「ややあてはまる」の合計が35.6%となった。また「あまりあてはまらない」「全くあてはまらない」の合計は27.7%、「どちらとも言えない」は36.7%となった。

「堅実」「トップダウン」の社風でもやりがいに変化なし

仕事にやりがいを感じている社会人は4割

仕事にやりがいを感じている社会人は4割

会社の組織文化・風土が「個人の成長機会が多い」か「個人の成長機会が少ない」のどちらかを聞くと、「機会が多い」と回答した人の割合はやりがいを感じている人で71.3%、感じていない人で33.3%となった。

また「情報はオープンに共有」か「情報はクローズに管理」だと、「オープン」と回答した人は、やりがいを感じている人で71.4%で、感じていない人では38.6%。このことから、「個人の成長機会の多さ」と「情報のオープンな共有」が社員のやりがいを育てると言えそうだ。

一方、「挑戦的な姿勢」か「堅実な姿勢」、「トップダウン」か「ボトムアップ」については、やりがいの有無で大きな差はなかった。

「会社の戦略を理解している」「仕事の自分の目標が明確」だとやりがいUP?

会社全体の戦略、目標を理解しているかを聞くと、やりがいを感じている人では「あてはまる」が合計76.2%となった。一方、やりがいを感じていない人では合計16.7%に留まり、4.6倍の差がついた。

またやりがいのある人では「仕事における自分の目標が明確」と回答した人が79.4%だが、感じていない人は23.7%となった。「会社全体の目標」と「個人の目標」の理解も、やりがいに大きく影響するようだ。

また勤務先の直近3年の売上を聞くと、「増加傾向」と回答した人は、やりがいを感じている人で41.3%、感じていない人で18.4%となった。調査元は「やりがいの有無が会社全体の売上向上に影響する」とコメントしている。

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