ヤノベケンジ氏の「サン・チャイルド」、福島市に展示し物議 「不快な思いさせた」と謝罪、防護服を着た子どもの巨大立像

現代美術作家のヤノベケンジさんが作成し、8月3日に福島県福島市に設置された「サン・チャイルド」の像が物議を醸している。ヤノベさんは10日、自身のサイトで「一部の方々に不快な思いをさせてしまったことについて、大変申し訳なく思っている」と謝罪した。

サン・チャイルドは、かねてから放射線をテーマに作品を作ってきたヤノベさんが2011年、東日本大震災をきっかけに作成した、高さ約6.2メートルの作品。制作された3体のうち1体が、JR福島駅近くにある教育文化複合施設「こむこむ」前に設置された。

像は、黄色い防護服を着た子どもが、右手に希望の象徴である太陽、左手に頭から外したヘルメットを持って空を見上げている、というもの。胸のガイガーカウンターはゼロを示しており、作品全体で「未来の希望」を表しているという。

「傷跡の固定化」「科学的にありえない表示のものをアートだからと設置するのは反対」