食品の原産国、どのくらい気にしている? 「肉や野菜は国産」「外食は諦めている」
牛肉100グラムあたり、米国産197円、国産227円。さて、読者の方はどちらを買うだろうか。安さでいえば外国産だが、品質重視の人は国産にこだわりたいという人も多い。
先日のガールズちゃんねるでは「原産国を気にしすぎて疲れている人」というスレッドがたった。トピ主は、スーパーで買い物をする時に原産国を確認するが、冷凍食品やお菓子など日本で製造していても原材料が国産とは限らず、有名な商品でも詳細が記載されていないこともある。
また、外食だと全くわからず「どこ産なんだろう……と疑心暗鬼になってしまい、自分でも疲れてしまいます」とのこと。そこで、ほかの人がどれだけ原産国を気にしているものなのか聞きたくなったようだ。(文:ツマミ具依)
「100%防げることはありえないけど、摂取量は下げられてると思う」
「外食を気にしてたらさすがに疲れますよね。私は外食は諦めています。 ただ、自分で選べるものに関しては基本的に日本の物しか買いません!」
「私もです。神経質な方だと思う。外食は追及してもわからないから割り切るけどスーパーでは細かく見て買います。不明なものは買わない。そうしてても100%防げることはありえないけど、摂取量は下げられてると思うので納得してる。神経質でもいい」
スレッドは、外食は諦めるがスーパーでは原産国をよくチェックして、できる限り気にするという声が多かった。原産国を気にすると外食ができないので、さすがに妥協するしかないと判断しているようだ。
「結婚した頃はそこまで気にしていなかったけど、 子供が生まれて敏感になったと思う」
「私が食べるんだからたまにの中国産はいいんだけど、子供の食べ物は中国産は避けたい」
自分は食べる分にはいいが、子どもには食べさせたくない!という人も数件見受けられた。声も子どもの健康を思えば、安全な食材を選びたいのが親心なのだろう
努力目標程度に考えればいいのか
「中国と韓国以外はそんなに気にしないかな。とは言え、肉や野菜は国産を選びます」
「ブラジル産のお肉はなんか避けちゃう… 安すぎて怖いわー!」
「ドッグフードですら『中国産原料は使ってません』を気にしている」
では、どんな食材を気にするのかというと、圧倒的に中国産は避けるという声が目立った。毒餃子事件や残留農薬問題など、中国の食材はたびたびニュースで問題になってきたため、食の安全に強い疑いを持っている人が多いようだ。
また、ブラジルに関しても、鶏肉などが衛生基準を満たしておらず問題になったことがあった。こうした、外国産の食品に注意すべきという情報は巷に溢れている。
「わかるよ。わかるんだけど、国産=安心ではないよね。 最近そう思う事があって、あんまり気にしなくなりました」
わずかではあるが、国産であっても安全とも言い切れないという人も。口に入れるものだから少しでも安心安全なものを選びたいが、確実と言い切れるものはわからない。気にしすぎは精神的負担になり逆に不健康なってしまいかねないので、努力目標程度にしておこう。