人気フリー素材サイト運営者が注意喚起「大手の自称デザイナーに悪質な利用された」「NO MORE 写真泥棒」 | キャリコネニュース
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人気フリー素材サイト運営者が注意喚起「大手の自称デザイナーに悪質な利用された」「NO MORE 写真泥棒」

フリーの写真素材を提供するサイト「ぱくたそ」の運営者が10月18日、ツイッターで、画像の商用利用に関する注意喚起を行った。同サイトの写真素材をそのままカレンダーやポストカードとして販売する企業が多いといい、

「一部黙認していたり許容してきましたが、この度、某大手の自称デザイナーから悪質な利用をされたので、近々一切利用禁止と賠償について規約を変更する予定」

だという。

「写真素材をそのまま商品として販売することを禁止する」

運営者のツイート(黒塗りは編集部)

運営者のツイート(黒塗りは編集部)

同サイトの写真素材は商用利用が可能だ。利用者は、原則として料金を支払わずに使うことが出来る。しかし、サイトの利用規約ページに記載しているように、ロイヤリティーフリーだからといって全ての写真が無料なわけではなく、場合によっては料金を支払う必要がある。

また、写真そのものを商品として販売することは、クレジット表記をしたとしても禁止されている。規約には、

「カレンダー・ポストカード・写真集・プロマイド・スマホケース・グッズなど わからない場合は必ず事前に『お問い合わせフォーム』まで連絡ください」

と明記されているほか、「ポストカードや写真集は性質的にクレジットを表記したとしても販売する事は大変難しいのが現状」とも記している。

しかし、この規約に抵触する利用をする企業が多いのだろう、ツイッターでは、

「企業様が何も努力をせずに自社の利益のために私どもが無償で写真を提供することはできないです。あくまでも素材という意味を理解しください(中略)NO MORE 写真泥棒」

と呼びかけた。フリー素材サイトとしての運営は続く予定で、

「『写真素材をそのまま商品として販売することを禁止する』ということで、これから有料素材サイトになるという意味ではありません」

とも念押ししていた。

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