大坂なおみ、日清CM「関心が無い」は誤訳だった 朝日新聞が訂正して謝罪 | キャリコネニュース
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大坂なおみ、日清CM「関心が無い」は誤訳だった 朝日新聞が訂正して謝罪

朝日新聞が訂正

朝日新聞が訂正

朝日新聞は1月27日、日清食品ホールディングスのCMに関する大坂なおみ選手の発言を誤訳して報じたとして謝罪した。

誤りがあったのは、25日付のスポーツ面に掲載された「日清広告、『関心無い』」という記事。日清のアニメCMで大坂選手の肌の色が実際よりも白くなっているのは「ホワイトウォッシング」に当たるのではないかという批判の声が上がり、同社はCMの公開を中止。この騒動への大坂選手のコメントを報じた記事だ。

「なぜ多くの人が騒いでいるのか分からない」ではなく「騒ぐ人のことも理解できる」

朝日新聞は、当初、大坂選手が「なぜ多くの人が騒いでいるのか分からない。この件についてはあまり関心が無いし、悪く言いたくない」と発言したと報道。しかし実際には、「騒ぐ人たちのことも理解はできる。この件についてはあまり気にしてこなかった。答えるのはきちんと調べてからにしたい」と発言していたという。

大坂選手は確かに会見で、”I get why people would be upset about it.”(騒ぐ人たちのことも理解できる)と発言しているが、直前に”I don’t “と言いよどんでいるため、”I don’t get why”(理解できない)と誤訳した可能性がある。

また”I don’t really wanna say anything wrong at this point.”(間違ったことは言いたくありません)という発言を「悪く言いたくない」と勘違いしたのかもしれない。

朝日新聞の当初の報道では、大坂選手はこの件について気にしておらず、日清を庇っているような印象を受ける。しかし実際には、CMを批判する人たちに理解を示した上で、自身のはっきりとした考えをその場で表明するのは避けた形だ。

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