3月12日放送の「ガイアの夜明け」(テレビ東京)は、看護師や保育士たちの過酷な労働実態を伝えた。ネット上では、視聴者から次々と共感や自身の体験談、行政に対する憤りの声が上がった。
バブル崩壊後、共働きの家庭が増えたことで一気に増えた待機児童。行政は、原則として市町村や社会福祉法人のみが開設できる保育所の規制を2000年に撤廃し、営利団体も保育所の運営が可能になった。2015年には、行政からの委託費の使途規制も緩和され保育所の数は増えたが、現場のひずみは限界に達している。(文:okei)
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