19年入社の大卒初任給、平均21万2304円 最高引き上げ額は1万7800円、平均は約3500円 | キャリコネニュース - Page 2
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19年入社の大卒初任給、平均21万2304円 最高引き上げ額は1万7800円、平均は約3500円

製造業と非製造業で分けて見ると、全ての学歴で引き上げた製造業は46.9%と半数近い。非製造業は22.5%で、製造業と20ポイント以上の差がついている。

学歴別の引き上げ率・引き上げ額を見ると、初任給の引き上げ率が最も高かったのは「高校卒」で45.5%。その後「修士」(42.6%)、「大卒」(42.1%)、「短大卒」(39.2%)と続く。引き上げ平均額は修士の3631円が最高で、短大卒(3603円)、大卒(3511円)、高卒(3283円)と続いた。最高引き上げ額は短大卒の「3万4000円」だった。

大卒の引き上げ額は「1000円台」が最も多く44%。「2000円台」の13.3%、「3000円台」の10.7%と合わせ、1000円~3000円台に昇給額が集中している。「1万円以上」の引き上げを行った企業は12%で、最高引き上げ額は1万7800円だった。

初任給の引き上げは、リーマンショックの影響を受けた2009年度に、前年度の32.7%から大きく低下し6.4%となった。2013年までは1 割未満の低い割合が続いたが、2014年度は輸出産業を中心に業績が回復。デフレ脱却に向けた賃上げの政労使合意などを背景に、23.2%まで上昇した。過去10年で引き上げた企業が最も多かったのは2015年度で、39.9%が引き上げを実施している。

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