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ブラック企業の黒すぎる実態「課長にしてやるから公文書偽造してる連中の責任をとってくれ」

ブラック企業の黒すぎる実態

ブラック企業の黒すぎる実態

ブラック企業をホワイトにするのは容易ではない。キャリコネニュース読者から寄せられた、真っ黒なエピソードを紹介する。

20代の男性は、飲食店勤務時代の過酷な環境を綴った。当時、新店舗の店長になった男性の休みは月3回、10時30分から24時まで休憩なしで働く日々だった。

「配属された社員は新入社員が2人、アルバイトは全員新人の飲食未経験者が大半で、閉店作業が間に合わず、お店に泊まることもしばしば」

人員が確保できなかったときには、「エリア店長から社内SNSで、夜中だろうが、ガン詰めのメッセージが長文で送られてきた」という。月350時間以上の労働を強いられたが残業代は出ず、身体を壊して辞めた。

タイムカード打刻しても働いているから「提出書類上はホワイト」

販売・サービス職の30代男性は、飲食業界の現実問題を語った。店長になると、シフトで人数が組めなければ休みは取れないという。基本は14時から25時までの勤務だが、

「準備とかランチスタッフがいないと朝から出勤です。店長以外のスタッフは終電までしか働けないので、片付けも明け方までかかります。その他に、業務報告やミーティング、会議準備の資料、シフト作成、研修、社員旅行と、時間はいくつあっても追いつきません」

と明かす。特に社員旅行は朝から晩まで上司のご機嫌とりで、「選べるなら参加したくはなかった」と明かす。

さらに、休憩が取れない現状について、「タイムカード上では打刻しているため、休憩をとったことになっています。退社の打刻も同じで、8時間勤務です。つまり、提出書類はホワイトにできる」という。

「何のための法律なんでしょうか?現状をみてもらう役所がないと永遠に変わるとは思えません」

「収入印紙はコピーして使い回すなどの公文書偽造はザラ」

以前、建設工事に関わっていたという40代男性の会社は、「コンプライアンス意識が全くなく、何それおいしいの?状態でした」と語る。

「契約書を二重に作成、収入印紙はコピーして使いまわす等の公文書偽造はザラ。納品済みの商材(木製)から虫が湧いたと言われると点検を称して交換作業して隠蔽する。工場内では消防法違反の建築物を建てる…言い出したらきりがありませんでした」

結局男性は、「課長にしてやるから公文書偽造をやっている連中の責任をとってくれ」と言われ、慌てて脱出した。

ほかにも、

「産業医を使ったリストラで危うく退職させられるところだった!それも犯罪レベルで。大企業のはずなんだけれど、常識から言えば単なる馬鹿と理解しました!」(50代男性、電気・電子・機械系技術職)

といった声が寄せられた。

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