会社という組織で働く以上、最低限のコミュニケーションは欠かせない。しかし、キャリコネニュース読者から「自分の意見と違う発言をすると、上司は声を大きくして他の意見を塞ぐ」(40代男性、営業職)といった相手の感情に配慮しない上司がいるという声が多く寄せられている。
営業職の30代男性の職場には、かつて「1人で勝手にキレて周りの空気を凍らす上司」がいた。「独り言を言いながら机をバンバン叩いたり、マウスをパソコンに投げつけたりしていた」という。
「職場の懇親会でも、本人がスケジュールに書くのを忘れてたのに『俺は聞いてない』と怒って帰り、Facebookに『自分だけ飲み会に誘われてない』と愚痴を書いていた。本当に最悪の上司でした」
「どうでもいいことなどを、5~10分置きに館内放送で洗脳じみた絶叫」
30代男性の職場は、かつては「パワハラセンター」と呼ぶほどひどかったという。当時の上司は仕事が多くなると、「今日はゴリゴリだぞ、タラタラ動いてんじゃねえ!」と毎日怒号を響かせていた。
館内アナウンスに現場スタッフが固まることもしばしばある。ある日は、「来月の希望休の受付は今日まで。以降は一切受付ません、以上!」という放送が流された。ほかにも
「みんながわかりきっていることや別にどうでもいいことなどを、5~10分置きにマイクを握って洗脳じみた絶叫です。そのくせ、従業員の要望には『気にすんな』『ここは学校じゃねえ』と一蹴」
など、館内放送で怒鳴る上司に辟易している。度重なる絶叫アナウンスで放送機器はボコボコになった。検品担当も入荷アナウンスができず、迷惑そうにしていたという。
考えろと言われたので考えたら「なんでそんなやり方になるんだ?ちゃんと相談しなさい」
40代女性は、上司の矛盾した言動に呆れている。「何でも相談しなさい」と言っておきながら、女性がいざ業務のことで相談すると、「それは俺の担当じゃない。自分で考えろ」というタイプの上司だ。
それでも女性は自分なりに考えて業務を進めたが、上司は、「なんでそんなやり方になるんだ?ちゃんと相談しなさい」と返してくる始末。暴走はそれだけにとどまらず、
「『これオススメの本だから、機会があったら読んでみて』と渡された本のサブタイトルには、『こんな業種で働く職員は負け犬しかいない』と書かれていました」
という。ちなみに本の内容を読むと、女性と同じ業種だった。一方、別の職員が、直属の上司から受けたパワハラに悩み、さらに上の上司に相談した際には「君は自分に甘いね」と突き放されたこともあった。
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