先行きが不安な会社の傾向「商材に限界を感じた」「成長ビジョンが描けていない」「経営者が事なかれ主義」 | キャリコネニュース
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先行きが不安な会社の傾向「商材に限界を感じた」「成長ビジョンが描けていない」「経営者が事なかれ主義」

勤務先の将来性に不安を抱える人たちの口コミを紹介する

勤務先の将来性に不安を抱える人たちの口コミを紹介する

普段は何気なく会社に務めていても、ふとした拍子に将来について考えさせられることは少なくない。企業口コミサイト「キャリコネ」には

「40歳を過ぎても手取りが20万円をきる人がほとんどで将来性がない」(生産・製造技術 20代後半男性 正社員 年収400万円)

といった声が寄せられている。今回は勤め先に将来性を感じないことに関する投稿を見てみよう。【参照元:キャリコネ】

「ゼロ金利政策で貸出金利息が減少」

「地方銀行なのに長期的な成長ビジョンが描けておらず、将来性が感じない。辞めてしまう人が多いです」(営業企画 30代前半 男性 正社員 年収550万円)
「銀行業界全体がそうであるように、将来性には若干の不安が残る。貸出金利は既にネット銀行には敵わず、他行との金利競争で収益力が不足しているように感じる」(ルートセールス 20代前半 男性 正社員 年収400万円)
「福岡県は地銀だけで5行存在しており、競合がとても激しいため、会社としてノルマを達成することは非常に困難と思われる。ゼロ金利政策もあり、貸出金の利息は減少傾向。将来性はかなり厳しい」(ルートセールス 30代前半男性 正社員 年収350万円)

金融業界からは銀行の先行きを不安視する声が多く挙がった。インターネットの普及とともにネットバンクが身近になるといった時代の変化とともに、従来の銀行の価値は問われつつある。大手メガバンクが海外の先行事例にならった「口座維持手数料」の導入を検討しているとの報道もあり、お茶の間の注目を集めている。

「特許法などで実行できない技術も増えている」

「開発力が乏しく旧技術で対応するのが基本。特許法などで実行できない技術も年々増えている。利益率などを考えると年々落ちていく可能性が高い。問題社員や管理職であっても、利益を生む場合は黙認したり守る傾向がある。被害を受けた者や努力をしても戦力に乏しい人材は、辞めさせる方向に持っていくケースも」(法人営業 30代後半 男性 正社員 年収330万円)
「経営者が事なかれ主義。社外からの見てくれを最優先し、組織のために個を犠牲にすることを厭わない。将来性や事業性など、オープンな議論に耐えられるだけの根拠を持った判断ではなく、趣味判断による事業運営・研究開発を容認し支持する」(研究開発 30代前半 男性 正社員 年収700万円)
「給料の支給が遅れたり、ボーナスが払われなかったりと、何かとお金のトラブルなどが多く先が見えない。経営状態がどうなっているのか、全体の話し合いでも結局は説明がないので退職者が出てきている」(看護師 40代前半 女性 正社員 年収350万円)

といった旧態依然を貫く会社や利益優先主義、不透明かつ不誠実な対応をとられたことに対する不満の声のほか、

「ベアリングという商材に限界を感じた。提案の幅の少なさ、将来性の不安さに加え、かつて安定した需要があっただけに危機感のある人間が少なすぎることに不安を感じています」(法人営業 20代後半 男性 正社員 年収620万円)

技術革新が著しい昨今では、時代の変化とともに無くなるかもしれない仕事もある。「ベアリング」は、エンジンやトランスミッションを回転させるのに必要な部品で、今後、自動車のEV(電気自動車)化が進めば、不要になる部品の一つだ。

いずれにしても、時代のニーズやトレンドに常にアンテナを張り巡らし、オープンで誠実な姿勢も見せられる企業でなければ、これからの時代を勝ち抜くことは難しいのかもしれない。【参照元:キャリコネ】

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