タイムカードがないブラック企業「労基に指摘され自己申告制に。証拠の残らないサービス残業がさらに増えた」 | キャリコネニュース
おかげさまで12周年 メルマガ読者数
65万人以上!

タイムカードがないブラック企業「労基に指摘され自己申告制に。証拠の残らないサービス残業がさらに増えた」

残業代の支払いを免れるために、タイムカードを廃止する会社も

残業代の支払いを免れるために、タイムカードを廃止する会社も

ブラック企業経験者は少なくない。キャリコネニュースの読者から寄せられる経験談も後をたたず、その中でも

「タイムカードが手書き」(40代女性/管理事務職)
「タイムカードを6時に全員分押す係がいた」(30代男性/営業職)

といったように、タイムカードにまつわるエピソードが多く寄せられている。数多くのブラック企業が、残業代の支払いを免れようとしていることがわかる。正確な勤務時間を記録するためのタイムカードだが、「廃止になった」「導入された」という声が届いている。

元社員が残業代の未払い分を請求したことがきっかけでタイムカード→手書きの出勤表

「明日からタイムカードはなくなります」と綴るのは技術職の40代の男性。出勤簿への記入に変更になったという。別の技術職40代男性も、過去にタイムカードがあったが廃止になった。その理由を次のように語る。

「労基の検査で残業代未払い等の指摘をされてから自己申告になり、タイムカードが廃止。自分で勤務実績や残業申請する仕組みになるが、残業申請は実質却下され、証拠の残らないサービス残業がさらに増えた」

労基署から残業代未払いの指摘を受けたことで、勤務時間を自己申告制に変えたということは、やはり残業代を払う気はない、ということなのだろう。

「リストラになった元社員が、弁護士を立てて残業代未払い金を会社に請求。大金を支払ったことがあった。それ以降、タイムカードは廃止され、手書きの出勤表となった」(50代男性/技術職)

退職後でも、証拠さえあれば未払いの残業代を請求することはできる。証拠隠滅のためにタイムカードを廃止した企業もあるようだ。

「コンプライアンスを気にしだしたようで、タイムカード導入」

一方、以前はタイムカードがなかったものの、タイムカードを導入した事例もある。販売・サービス職の30代男性は、

「私が入社したときは、タイムカードがなく残業代が出なかった。最近、株式上場したためコンプライアンスを気にしだしたようで、タイムカードが導入され、残業代も出るようになった」

と綴る。この男性は今もこの職場で仕事を続けている。「ブラック企業でした」と過去形で綴っていることから、以前よりもマシな環境になった様子がうかがえる。

コンプライアンスを気にしてタイムカードを導入する企業もあれば、タイムカードをあえて使わない、または機能させていない企業もある。働き方改革で労働時間の短縮に国を挙げて取り組んでいる中、時代の流れに逆行するのがブラック企業、ということのようだ。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」や「”自爆営業”エピソード」に関するアンケートを募集しています。

【みんなで投稿】あなたの経験したブラック企業エピソード

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 会社に毎回30万円の利益をもたらすも給与は「雀の涙程度」 さらに上司から「効率が悪い」と言われ馬鹿らしくなった女性
  2. 仕事を振られて「私には出来ない」と拒む社員、業務は真面目な人に集中 それでも役職につく理由は「社歴が長いから」
  3. 社員の弁当から40人分のエビフライを盗んでいた中年女性 防犯カメラで発覚して異動になるも……
  4. 有給を却下した上司に「随分と自分勝手な理論を展開してますよね?」と言い返した男性 退職届も強気で出す
  5. 退職の決め手になった上司の一言「お前が仕事をすれば経費が安くて助かる」
  6. 勤務初日に「この職場はクソみたいな連中ばかりだから気を付けて」と言われた女性、結局2日で退職
  7. 嫌味しか言わない面接官に「この会社で上手くやっていける自信ないので履歴書返してもらっていいですか?」その場で帰った女性
  8. 「そんな上司について行きたくありません」自分の仕事を押し付ける上司に言い返したエピソード
  9. 職場で吊るし上げに遭った男性、ボーナスをもらった翌日に退職届→「誰が代わりをやるんだ!」と文句を言う上司に「自分で考えろ」
  10. 「お前どこにいるんだ、会社に来い!」海外出張中、社長から怒鳴られ…年収950万円の営業マンが絶句したワケ