会社がケチ臭いと感じたとき「宴会の食事が呆れるほどショボイ」「どんなに機械の調子が悪くても、新しいものに買い替えない」 | キャリコネニュース
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会社がケチ臭いと感じたとき「宴会の食事が呆れるほどショボイ」「どんなに機械の調子が悪くても、新しいものに買い替えない」

なんでこれしか出せないんだ……

なんでこれしか出せないんだ……

会社経営にはヒト・モノ・カネが欠かせない。中でも資金力があってこそ会社経営は成り立つ。だが、そのカネを有効活用できない会社は少なくない。企業口コミサイト「キャリコネ」には、

「システムや人材の導入によって効率化・短縮化できる部分をケチって、『やる気と人力で乗り越えよう』という風潮はおかしい」(広報/20代前半/女性/正社員/年収360万円)

といった声が寄せられている。今回は、会社の「こんなところがケチだ」と思う投稿を拾ってみた。(文:鹿賀大資)

「椅子や机などの設備はボロボロ。書類のデジタル化も遅れている」

「どんなに機械の調子が悪くても、新しいものに買い替えない。中古部品で修理して無理やり動かす。機械が止まると残業時間も増える、という繰り返しをしている。機械や設備はケチって、人件費は湯水の如く使う」(技術関連職/20代後半/女性/正社員/年収400万円)
「とにかくケチでお金を使いたがらない。投資をしたがらない。椅子や机などの設備はボロボロ。書類のデジタル化も遅れている。費用対効果を考えるのではなく、とにかく目の前の支出を減らすことに力を入れている会社」(電気・電子回路設計/20代前半/男性/正社員/年収380万円)
「いつまでもケチってボロボロの本社に居続けている」(経理/20代後半/男性/正社員/年収500万円)

設備や機材などモノと呼ばれる、物的資本に出し惜しみする会社の声が挙がった。ポンコツな機械のおかげで残業代がかさめば、コストオーバーはもちろん、労力も要することになる。ランニングコストや文明の利器という点を踏まえると、経営陣には長期的に見た上での決断力が求められる。

「『経費削減!経費削減!』と高速代をケチるついでに、残業代も削るのはやめましょう」

「広告費に莫大な金を投資しているが、現場に回される金は少ない。人件費をケチっており、常駐の社員が少ない。時間講師の研修をする暇がないので、模擬授業を省いて一人立ちさせなければならず、申し訳ないと思った」(その他/20代後半/男性/正社員/年収300万円)
「社員旅行の初日は全員参加の宴会だが、毎年あきれるほどしょぼい食事を出される。社員のためなど考えずに、予算をケチることを最優先しているため」(不動産専門職/30代後半/男性/正社員/年収360万円)
「『経費削減!経費削減!』と高速代をケチるついでに、残業代も削るのはやめましょう。担ぐ練習の時間も洗車の時間も業務時間です。削るのやめましょう」(物流サービス/20代後半/男性/正社員/年収300万円)

人件費をはじめとする、従業員への報酬を嘆く声も多くあった。こうした会社だと報酬に対する不満が募れば、離職も避けられなくなる。つまり、ヒトにもお金をかけなければ、会社経営は悪化する一方なのだ。

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