キャビア味ポテチに「まずい」「くさい」「売れない」連発 マツコの「視聴者への誠実さ」に好感 | キャリコネニュース
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キャビア味ポテチに「まずい」「くさい」「売れない」連発 マツコの「視聴者への誠実さ」に好感

かえって食べてみたくなった人もいるのでは

「・・・まずい!」
「よくもこんなもん売ったわ!」
「くっさいもん、食いたくないもん!」

これはすべて、ある商品を食べてのマツコ・デラックスの言葉である。

放送は3月10日の「マツコの知らない世界」(TBS系)。この日は「マツコの知らないポテトチップスの世界」というテーマで、市場に出回る多様なポテトチップスについて、専門家が来てマツコに紹介していくというものだった。(文:みゆくらけん)

顔をしかめて「ぐふぉっ」と反応

紹介された商品の中で、「わさビーフ」で知られる山芳製菓が昨年発売したキャビア味のポテトチップスの封を開けたマツコは、まずは袋の中に顔を突っ込んで香りを嗅ぎ、顔をしかめて「ぐふぉっ」と反応。

そして第一声に「あのね、まずね、生臭さからくるのよ(苦笑)」と言い放ち、ひとくち食べて、「・・・あのねぇ。・・・まずい。売れないこれは」と、そのキャビア味のポテトチップスの味わいの感想を述べた。

その後も商品の個性と破壊力に笑えて仕方ないマツコは、

「見た目の色もきったないのよ!」
「売れないってこの色は!」
「なんでキャビアのいろんな部分の中から生臭さを追求したのかっていう」
「ほんとひっどいわ(笑)、よくこんなもん売ったわ!」

と連発。マツコのそんな様子を隣で見ていた専門家も、自分が蒔いた種だというのに思わず噴き出す始末である。

「おいしい」「やわらかい」があふれる返るテレビ

いくら現在は販売が終了している商品とはいえ、ここまでリアルに己の気持ちに忠実な感想をカメラ前で発することができるのはマツコならでは。テレビの世界では、なにを食べても「おいしい」とか「やわらかい」とかバカのひとつ覚えのように繰り返し発せられることが多い中、マツコの言葉には信ぴょう性があるのだ。

テレビに出るタレントとして、マツコほど影響力の大きい人物はなかなかいない。実際、「マツコの『おいしい』という言葉には約8億円の経済効果がある」(2月16日放送の「月曜から夜ふかし」日本テレビ系)という声も聞えてくるほどである。

以前にも同番組でマツコが「やっぱりおいしいねぇ」と言った冷凍餃子が放送直後から売れまくり、近所のスーパーでも売り切れや品薄になっていたことがあった。

またマツコが絶賛した地方スーパーのある商品はその後売れに売れ、注文が殺到したことで販売サイトのサーバーがダウンしたこともあった。マツコの影響力たるや、とにかく凄いのである。

テレビに出る人間として最低限のルールは守った上で、あとは視聴者にできるだけ正しい情報を伝えたい、という気持ちがマツコからは感じられ、その姿勢に誠実を感じる人も多いのではなかろうか。この人は視聴者をナメていないよなぁ、と見ていてつくづく感じるのである。

ところで、マツコが「よくこんなもん売ったわ!」と言ったそのキャビア味のポテトチップス、どんな味なのか実際にこの身で体感してみたいものである。

あわせて読みたい:マツコが「リベンジ転職」に物申す

 

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