オンライン保険相談サービス「ほけんROOM」を提供するWizleapは5月9日、「コロナ禍の中でのパチンコ店営業再開について」の調査結果を発表した。調査は5月8日~9日に、インターネット上で18歳以上の男女を対象に実施。1011人から回答を得た。
緊急事態宣言以降にパチンコ店に行った人は2.2%(22人)。ゴールデンウィーク中にパチンコに行ったと回答した人はうち2人となった。
“コロナになってもいい”は「医療従事者のことを考えれば、あってはいけない行動」
自粛期間中にパチンコ店に行く人をどう思うか聞くと、「良くないと思う」が84.2%(852人)にのぼった。理由として、千葉県の50代女性は
「3密の密集に当たる場所であり、自分が感染するか、誰かに感染させる可能性があります」と綴る。
「『コロナになってもいい』という人がいましたが、感染し苦しんでいる人や、何より感染のリスクを負いながら懸命に治療を続けている医療従事者のひとたちのことを考えれば、ありえない、あってはいけない行動です」
一方、「良いと思う」は1.9%(19人)、「何も思わない」は10.7%(108人)が「何も思わない」と答えた。大阪府の40代男性は、
「自粛と言うこと何で法律的に決められたことでもないし、個人が自由に決めるべきだと思います」
と述べる。石川県の20代男性も「別に、人に迷惑かけてるわけじゃないしそもそもパチンコ店が営業してるので、その中で行くのは犯罪でもない」という。なお、一部報道によると各都道府県知事の休業要請に応じたパチンコ店は9割以上。決して少ない割合ではない。
コロナ禍中のパチンコ店営業再開については、「再開すべきではないと思う」と「どちらかと言えば再開すべきではないと思う」の合計が69.2%(699人)となり反対が多数派となった。北海道の50代女性は、再開すべきではない理由として、
「再開すれば必ずパチンコ店に人が集まります。残念ですが、自分の欲望を抑えることができずに、また自分以外にもウィルス感染の危険にさらすという危機感が無い人達が越県してくるでしょう。人が集まると分かっているのなら再開すべきではありません」
と述べる。
一方、賛成派は24.5%(247人)で、岐阜県の40代男性は
「再開してもコロナになるのかは、別の問題だと思います。パチンコ店は、ストレスの発散の場所と考えている人もいるし昔からある娯楽としても必要と思います」
としている。
また、「どちらとも言えない」という東京都の30代女性は
「電車に乗らずに行ける場所であり、全員がマスクをして人と人が距離を取って座り接触しないように工夫した店舗であれば問題ないと思う。そうでないなら再開しない方が良いと思う」
とコメントしている。