CyberOwlは5月12日、「コロナウイルス自粛による結婚生活とお金の影響」に関する調査結果を発表した。調査は4月にネット上で実施し、既婚女性525人から回答を得た。
コロナ自粛により、「パートナーと一緒にいる時間が増えた」と回答した人は65%。そのうちの7割弱が「一緒にいる時間が増えて嬉しい」(67%)と回答し、3割が「夫婦仲が良くなった」(30%)と答えた。
「今までは見て見ぬふりをしてきた相手の性格に向き合わなくてはいけなくなった」
一緒にいる時間が「嬉しい」と回答した人の理由を聞くと、最も多かったのは「一緒に余暇を過ごす時間が増えたから」(38%)で、次いで「パートナーがより家事を手伝ってくれるようになったから」(31%)、「一緒にご飯を食べられるようになったから」(19%)、と続いた。
一方、「嬉しくない」は33%。理由の1位は「1人の時間がなくてストレス」(58%)で、次いで「家事が増えた・パートナーが手伝ってくれない」(23%)、「金銭的な問題などで将来が不安になったから」(12%)と並んだ。中には、
「今までは見て見ぬふりをしてきた相手の性格に向き合わなくてはいけなくなった」
「離婚を考えるようになった」
という声も寄せられた。
家事については、「もともと家事を手伝ってくれていた」(67%)が最も多く、「コロナ自粛をきっかけに手伝ってくれるようになった」という人も14%いた。一方、「ずっと手伝ってくれないまま」は18%となった。
6割以上が「6万円以上の収入減」
コロナ騒動による、金銭的な先行きについて聞くと、「不安だ」が87.8%。収入の変化については、「減った」が46%となった。減少した金額は、「5万円未満」が39%。次いで、「6~10万円」(34%)、「11~20万円」(15%)、「21~30万円」(15%)、「21~30万円」(5%)と続いた。
支出についても半数以上が「増加した」(57%)と回答。特に増えた支出1位は「食費」(58%)だった。2位以降、「光熱・水道費」(27%)、「日用品」(10%)と並んだ。