Wizleapは5月14日、「緊急事態宣言解除に関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月中旬にネット上で実施し、18歳以上の1013人から回答を得た。
緊急事態宣言が一部解除されることについて聞いたところ、「解除に賛成」(48.8%)が「解除に反対」(38.4%)を上回る結果になった。他方、一定数は「どちらでもない」(12.7%)と回答している。
生まれたばかりの赤ちゃんに会えていない人も
賛成した人に理由を聞くと、「緊急事態宣言を長期化にすることにより、経済活動の循環が鈍くなり現在以上に景気が冷え込みリーマンショックや震災以上の不況に陥ってしまうと思うため」(40代男性)などと景気を考慮した声が寄せられた。
一方、反対した人からは
「緊急宣言が解除されても、ひとりひとりが外出を控えたり感染症対策をしなければならないということを知らない人が多いと思います。完全に収束したわけではないのに外出をして、第二波が来ることになると思うので一部であっても解除すべきではないと思います」
などと第2波の可能性を懸念する意見がみられた。
緊急事態宣言解除後、まず初めに行きたい場所として最も多く挙がったのは「外食」(49.2%)だった。次いで「特になし」(14.4%)、「実家」(9.1%)が続く。このほか、自粛制限解除後にしたいことを聞いたところ、
「好きなアーティストのライブに行って友達と好きなアーティストのことについて語り合ったり、彼氏・友達・会社の人たちとお酒を飲みながらワイワイしたい。旅行に行きたい」(20代女性)
「海へ魚釣りに行ったり、家族と一緒に外食や公園へ出掛けたりしたい。仕事は出張が自粛になっており、営業活動のための出張ができなかったので、出張に出て、お客様にご挨拶したい」(30代男性)
といった声が寄せられた。
また、今一番会いたい人を聞いたところ、最多は「友達」(41%)だった。次いで「特にいない」(27.2%)、「家族」(21.1%)と続いた。家族と答えた人の中には、生まれたばかりの赤ちゃんに会えない、という人もいた。