新型コロナウイルスの感染拡大により、経営危機や収入の減少など、経済面で打撃を受ける人々が増えている。キャリコネニュース読者からは、
「お客様の利用が今までの3分の1程まで落ちています。この状態はあと1年は続くと思います。給料も今までの3分の1と思うと…生活ができません。それで辞める決心をしました」(正社員/埼玉県/男性)
というように、新型コロナの影響で退職を決意した投稿が寄せられている。(文:コティマム)
「パートは4月初旬から来なくていいと言われた」
新型コロナへの対応で、休業や自宅待機を余儀なくされている人も多い。正社員ながら休業補償や収入補償がなく、仕事を続けて行くことが困難と判断した人もいる。
「休業補償なし、収入補償なし、長時間拘束月収5万円予想、時給換算300円程度」(正社員/神奈川県/男性)
「自宅待機による給与減」(正社員/東京都/男性)
またパートで歯科衛生士として働いている50代の女性は、退職を決意した理由について、「患者数が減り、医院長からパートは4月初旬から来なくていいと言われたので」と語る。
「4月は3回しか働いておりません。それも午後のみです」と出勤日数が減少したことを明かしている。
「先行きの見えない歩合に不安。”固定給”の会社に転職した」
現在は仕事に影響がないものの、今後仕事が無くなることを見据えて早めに退職したという投稿も見られた。
「飲食や観光のように今仕事が無くなったというわけではないが、今年中に仕事が激変するのが目に見えているため。 業界的に厳しい環境になると思うので」(正社員/東京都/女性)
「コロナ収束に予測がつかない為、年内はこの自粛ムードが続くと考えました。この状況での新規の営業は難しく、先行きの見えない歩合に不安を拭えなかったので、固定給の会社に声をかけていただいたので転職を決意しました」(正社員/北海道/女性)
今なんとか耐えている企業も、今後の影響はわからない。また会社自体は存続するものの、給料削減やボーナスカットなど後々収入に響いてくることも考えられる。新たな働き口がある場合は、早めに転職するのも選択肢のひとつかもしれない。
※キャリコネニュースでは引き続き「新型コロナで退職を決意した人」や「新型コロナで人間関係にヒビが入った人」に関するアンケートを募集しています。