“家族経営”の会社で勤務する人のブラック体験談「有休消化するなら退職金払わない」「社長は月1出社、仕事は丸投げ」 | キャリコネニュース - Page 2
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“家族経営”の会社で勤務する人のブラック体験談「有休消化するなら退職金払わない」「社長は月1出社、仕事は丸投げ」

印刷会社で7年勤務した50代の男性は、引き継ぎのために出社してから退職するという。その経緯をこう語る。

「当時6万円強の残業代が未払いしたが『営業手当を2万円つけるから、残業はつけないことにしてくれ』と社長に言われ、断りました。するとその親父である会長が『残業するなら申請するように』と言ってきたので、後日申請の仕方を社長に聞くと『そんなものはない!申請するなら解雇通告』と言われ、以来残業代は全くつきませんでした」

家族ぐるみでいじめのようなやり方で残業代の支払いから免れようとする姿はあまりに見苦しい。男性に対する嫌がらせはほかにもあり、

「定年後のパートのおじさんたちがいる工場に異動させられ、『同一労働同一賃金だから給料を下げる』と弟である専務に言われ、さすがにばかばかしくなり、残りの有給を消化して退職することを伝えました。すると『有休を消化してやめるなら懲戒解雇にして今月の給料も払わない、退職金も出さない!』と脅されました」

こうした上層部による一連の発言は、パワハラ以外の何物でもない。退職せざるを得ないようなブラックさに呆れるばかりだ。

「残業時間を少なく計算され、不当だと訴えると社内で変な噂を流される」

技術職の30代男性はハローワーク経由で就職した会社が「親族は優遇、親族でない人は冷遇するブラックな中小企業だった」という。その詳細をこう語る。

「親族の一人である部長がすべての権限を持っている。給料計算は自由に決めており、自分の残業時間は水増しして、部下の残業時間は圧倒的に少なく計算する。さらに、部長はよく仕事をサボっていたが、1日働いたとみなされ、残業時間も水増し。部下の残業時間は圧倒的に少なく計算する」

男性は、部長に対し給料の計算が間違っていることを訴えたとき、一切自身の非を認めようとしなかったという。

それどころか「あいつは新人のくせに変な文句ばかり言ってくる」と社内で変な噂を流されたため、男性は1年3か月で退職した。「こんなブラックな職場には二度と行かない」と固く決意した様子だ。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」「”オンライン疲れ”してませんか?」に関するアンケートを募集しています。

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