サイバードは7月10日、隠れオタクに関するアンケート結果を発表した。調査は6月にネット上で実施し、同社の提供するマガジン「numan」の読者164人から回答を得た。
隠れオタクかオープンオタクかを聞いたところ、「隠れオタク」(51.8%)が僅かに「オープンオタク」(48.2%)を上回る結果になった。
オタクの見分け方は「鬼滅の刃でジャブをうち、声優の話でオタを匂わせ、反応で見極める」
「隠れオタク派」と回答した人にオタクの隠し方を聞いた。趣味全開である本棚については、
「おしゃれなスカーフを用意しておき、友達が来たら本棚を一気に隠せるようにしています。アクスタなどは、避難専用のカゴを用意しています」(28歳・会社員)
といった声が寄せられた。
また、「壁に飾ってある絵は隠さず、”唯一好きなゲームの作品の絵なんだよねー”と、あくまでそれが好きなだけでオタクではない……という風に言います。他は全く興味がないと言い張り、悟られないようにしています」(23歳・会社員)という人も。
時には会社などでオタバレの危機に遭遇する人もいる。”話題になっているから観ている”という人と、いわゆるガチオタは温度差があるため
「仕事場などで自分が知っているアニメの話になったら”知らないですね~”と答えます……。罪悪感もありますが、世間話にならないほど熱く語ってしまいそうなので」(26歳・ライター)
という人もいるようだ。
同志の見つけ方を聞くと、
「学生なので、いつも持ち歩く文具用品でアピール! 最近は普段からも使いやすいデザインのものも多いですし、今は『アイドリッシュセブン』(アイナナ)のペン、ファイルは『スタンドマイヒーローズ』(スタマイ)を使っています。同じゼミの子も同じものを使っているのを発見して、思わず声をかけちゃいました」(24歳・学生)
「オタクじゃなくても観ている『鬼滅の刃』でジャブを打ちます。会話の流れで”主人公の声優さん、他のアニメにも出てなかったっけ?”と詳しいことを匂わせ、相手の反応でオタクか非オタかを見極めています」(20歳・学生)
など、小物や会話などでそれとなくアピールしたり探りを入れたりしているといった声が寄せられた。