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「安月給で‟掛け持ち”せざるを得ない」副業にまつわるサラリーマンの声

あなたの会社は副業できる?

あなたの会社は副業できる?

新型コロナウイルスの影響で、会社の業績が悪化し収入に打撃を受けている人も増えている。そんな中、「Uber Eats」などで副業を始めている人も多い。「副業元年」といわれる2018年から2年半以上経過し、新しい働き方として副業を認める企業も増えている。今回は企業口コミサイト「キャリコネ」に寄せられた「副業」に関する口コミを紹介する。(文:コティマム)

ワークライフバランス重視で副業も可能「時代の流れにのっている」

「福利厚生や待遇は非常に豊富。企業年金、確定拠出年金が出る。テレワーク、副業もできるようになっている。休暇もあり、半日取得も可能。年末年始も長めにもらえるようになった」(プログラマー/30代前半/男性/正社員/年収500万円)

「ワークライフバランスを重視しているため、習い事や資格取得を目指している職員も多い。副業も禁止されていないので、時代の流れにのっている。役職者で残業をすることはあるが、現在も法人全体で働き方改革に向けて取り組んでいる」(その他/40代後半/女性/正社員/年収500万円)

「残業という文化がそもそもない。やりたければ残るし、帰りたければ即帰ります。自由でフラットです。特にワークライフバランスを重視する方には向いているし、最適な環境で働けると思います。ちなみに副業も可能です」(法人営業/30代前半/男性/正社員/年収550万円)

「報酬は契約社員なのでとても少ない。普通の会社の契約社員に比べると多い方だが、『これでは生活がきつい』という方は、申請すれば副業が許可されている。掛け持ちして働いている方もいた」(物流サービス/20代後半/女性/契約社員/年収250万円)

副業が解禁された2018年以前と比べると、キャリコネの口コミでも副業を認める企業が増えた印象だ。特にワークライフバランスを重視し、福利厚生がしっかりしている企業が積極的に副業を取り入れているようだ。働き方改革を積極的に促す姿勢が読み取れる。

また口コミの中には、自社の収入が少ないことを理由に副業を認めている企業もあった。本来は本業で納得のいく収入を得られればいいのだが、それが難しい場合もある。副業が正式に認められていれば堂々と他の仕事をすることができ、金銭的な不安からも解消される。

「基本給と夜勤手当だけでは家庭を守れない」が副業は禁止

一方で、副業を認めていない企業もまだ多く存在する。

「残業禁止の今となっては基本給と夜勤手当のみ。とてもじゃないが家庭を守れるほどは出ない。副業も禁止なのでお金が欲しい人には向いていない」(フロアスタッフ/20代前半/男性/正社員/年収280万円)

「IT業界ではあるが老舗企業のため、変に古風なところがある。副業を認めたりネット会議を行うなど、今に合わせた変革があってもよいのではないか」(その他/30代後半/男性/正社員/年収370万円)

本業の収入が少なく生活が厳しい場合、副業で稼ぎたいところ。しかし副業NGの場合は、収入を増やす手立てが無くなってしまう。微々たる昇給を待ち続けるか、思いきって転職するか。選べる手段が限られてしまう。

また老舗企業が故に、時代の流れに対応できていないと指摘する声も。コロナの影響でますます働き方や生活のあり方が変わった今、副業も含めさまざまな働き方が実践されていくべきだろう。

【参照元:キャリコネ】

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