35歳、手取り17万円「一生給与が20万円を超えそうにない」に反響「勇気を出して転職」「資格を取ってみたら?」 | キャリコネニュース
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35歳、手取り17万円「一生給与が20万円を超えそうにない」に反響「勇気を出して転職」「資格を取ってみたら?」

手取り少な……

手取り少な……

停滞し続ける日本経済は、私達の生活を着々と貧しいものにしている。ガールズちゃんねるに5月17日、「独身1人暮らしで一生給料20万超えそうにない人」というトピックが立った。

現在、都内に正社員として働く35歳のトピ主は、手取りが17円程度。勤続年数が10年を超えたにもかかわらずほとんど昇給していないという。ボーナスは年1回で1か月の給与分しかもらえず、退職金は前払い制で月に約3000円もらっているだけのようだ。

「普通に真面目に働いていれば少しずつ給料があがって今の年齢になる頃にはさすがに20万は超えると思っていたのですが、このざまです。おそらく定年まで勤めても、20超えません」

貯金もままらなず、「人並みの生活はできません」「周りと比べてしまうと生活レベルの差に愕然とします。もう友人とも会話が合わなくなってきました」という。ずいぶん前から転職を検討してはいるが、定時で帰れたり休みが取れたりと居心地の良い会社であるため決断できないでいると綴った。(文:石川祐介)

「知り合いが何年がかりで社労士の資格をとりました」

コメント欄には、「都心でそれはなかなかやばいよね。田舎と同じくらいだもんね」とトピ主の現状を問題視する人が多い。

「正社員の旨みって、ボーナスや退職金なのに残念な会社だね…細々とやってけるんならそれでいいと思う」

“正社員としての旨味”がほぼない勤め先で、今後トピ主の給与が増えるとは考えにくい。非正規労働者として働くほうが豊かな生活を送れそうなため、「勇気出して転職活動するしかないよ」という声も少なくない。

「定時上がりなら資格を取ったらいかがですか。知り合いが何年がかりで社労士の資格をとりました」

お金は無いけど時間はあるなら、資格の勉強をしたり副業をしたりなど、スキルや経験を備えておくのも良さそうだ。他にも「転職するより、婚活したら?」と提案する声も。収入源が2つあれば当然金銭的に余裕ができる。資格勉強や転職活動だけでなく、婚活も同時進行で進めても良いのではないか。

給料が低いのは男女の給与格差のせいでは?

今の会社に居続けるのも悪くない。「私なら給料が五万良くて居心地悪い会社より今の居心地いい会社を選ぶかも」という声があるように、転職して給与が上がっても雰囲気の悪い会社であれば、長く働き続けることは難しい。

「どうして世の中の女性の多くがそのお給料に据え置かれてしまっているのかといえば、源流をただせば女性は家庭に入れるからという社会の『結婚モデル』によるものだから」

色々な意見が飛び交ったが、女性の給与が低いことに言及する声も。同じ仕事をしていても男性のほうが給与は高いと”男女格差”があると指摘する人もいる。「結婚しない」という選択肢が確立している昨今、男女の給与格差は是正されるべきだ。

給与の低さに様々な要因が絡んでいる。一概に「こうすれば給与が良くなる!」といったものはない。しかし、景気が回復すれば給与も自ずと上がっていくため、政府についてはコロナ禍だからこそ大胆な経済政策を講じてほしい。

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