住居費が年間340万円ということは、月々だと28.3万円になる。「住居費の内訳は、ローン返済、将来の繰り上げ返済の積立、税金(編注:固定資産税か)の積立です。残りが生活費で、月々32万。食費・光熱費・日用品で16万、娯楽費3万、子ども2人の教育費が6.5万、医療と保険で1.5万、夫小遣い5万(ただし外食はここから出す)です」
「25万ほど余りますがレジャー代と主人の趣味代です。まあまあ余裕のある暮らしだと思います。無理なく暮らせるので満足しています」
と、余裕の構えだ。
「子ども達の大学費用は貯蓄済み、都内に7000万の戸建て購入」
貯蓄についても、計画通りに出来ているようだ。
「年間貯蓄は、老後資金と家の修繕費・家電の買い替え費用の積立です。子ども手当の年24万は教育費として貯蓄しています。子ども達の大学費用は貯蓄済みで、中高の費用は今後の主人の昇給分でカバーする予定です」
「昇給を見込めるので家は都内に7000万で戸建てを購入。住宅ローン減税で400万戻ってくる分も返済にあてます」
さらに「10年後に主人が更に昇給する予定なので、差額分を(住宅ローンの)繰り上げ返済に当てようと思っております。ローンは60歳までの完済を目指しています」と目標を明言。不満など無いように見えるが、最後にこう付け加えている。
「不満はといえば、主人のほうがお小遣いが多いこと!私は収入のほとんどを生活費と貯蓄に回していますが、主人は自分の好きに使う分を多めに取っていて、ちょっと不公平感があります!」