ただでさえ子ども関連の出費でやりくりが難しいなか、コロナ禍がさらなる追い打ちをかける。女性は家計の危機的状況をこう明かした。
「大学生の子はアルバイトしてくれてますが、コロナの制限でできない期間があっても、親の年収が邪魔して大学生の手当を受けられず。仕送り額も増やさざるを得ない状況で、借金だらけ。ボーナスも出ましたが、去年よりはかなり少ない。来年本州への進学が決まりましたが、引越し代や学費などで先行き不安です」
同じく北海道在住で、世帯年収1000万円という50代前半の男性(その他/正社員)は、
「子どもが5人おり、非常に厳しい生活です。最近、私立高校の授業料の助成もありますが、子どもが3人以上は一律になっていたりするので、子ども1人あたりをしっかりカウントしていただいける制度設計をお願いしたい」
と切実に訴えていた。